ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

喜んで善哉商売

2011年08月27日 | 千伝。
商売も、芸人タレントも同じだと思うが・・。

売れてるタレントは、どこが違うかと言えば、我々を喜ばしてくれている事だろう。

良い気分にさせてくれるタレントは、一夜にしてファンになっている。

大阪の花月などでは、お客は、新人には、なかなか笑ってくれず、厳しいと言われるが、「笑われる芸人から笑わせる芸人」が、芸人が芸人たるところの所以?

料理人は、おいしいと喜んでもらう。

歌手は、なかなか聴かせると喜んでもらう。

サービス業は、行き届いたサービスに喜んでもらう。

これが善哉の商売であって、それ以外で儲かる場合は、悪徳商売でしょう。 

善哉商売で儲からない時に、悪徳商売に智慧が巡るという陰陽の関係である。

表の仲間に入れないのが、裏にまわるのである。 

善哉商売は、あくまで、客を、信用させ、笑わす、喜ばす。

悪徳は、信用させ、だます、泣かす。

というように、信用させるまでは、同じ行為。

そのあとが、反対のようです。

喜んで善哉商売。

喜捨

2011年08月27日 | 千伝。
昨晩のNHKのヒューマンドキュメント「名物社長の採用面接」を観ての感想。

現代学生の就職活動も大変。

採用する中小企業の側も大変。

意中の人、意中の企業・・射抜くも大変。

駆け引きもあり・・的外れもあり。

パフォーマンスにも、勝敗があるということを、東京大学も一流大学院も、教えてくれなかったのでしょう。
 
どんな商売も同じと思うが、自分が、最初に採用契約をもらった業種が、やはり一番の良縁ということ。

徹底的にその業種をアタックすれば、その業界通になり、得意技となり、苦労少なく、成果が上がるになると思う。

あれもこれもと浅く薄くでは、スタートラインから遠くに行けず、いつもスタートのやり直しになる。

ひとつの業種を徹底的に、そして、次に行く。

・・という手法が一番だと、経験則から信じている。

さて、社会に出ると・・。

この世は、人気商売。

人気が、出れば商売になる。

野球でも人気者になるために活躍する。

営業マンも人気者になるには、成績を上げねばならない。

他人以上の成果をあげれば、人気もうなぎ上りである。
 
人生も、表街道と裏街道があり。

日の当たる道を選ぶ眼力を持てば、人生もそのようになると思う。

人気とは、人が喜ぶことを与うる事。

だから人が喜ぶことを巻き散らかせる人。

これを「喜捨」という。

人を喜ばすには相当タフでなければいけない。

滅私奉公の身を捨ててこそ救われるの精神でなければならない。

どんどん、捨てるように売っていくことこそ、商売うなぎ上りと云える。

だが、今は、あれもこれもやって徒労が多い。

否、楽しみが多い。

そう思わないと!

喜んで!感謝。