ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

灯篭流しと送り花火

2011年08月19日 | 百伝。
「京都にもない。金沢にもない」というキャッチコピーがあります。

・・それは、無名の観光地でもある福井の一乗谷。

無名に近い福井の観光地である一乗谷が、ソフトバンクのテレビCMで白戸家の故郷としても、脚光を浴びているようです。

今日、ちょっと一乗谷に散歩がてら行くと、平日なのに大勢の観光客が訪れていました。

故郷の百島を想いながらも、仕掛け(歴史物語)も作る必要があるのかなぁ・・とアレコレ考えていたお盆の期間でした。

お盆を終えて・・世界遺産の白川郷、越中高岡の国宝瑞龍寺にも出かけて参りました。

さて、八月十六日は、全国各地でご先祖様の精霊をお送りする火が焚かれました。

もっとも有名なのは、京都五山送り火の大文字焼きかな。

その京都からも多くの方々が、魅了されてやってくる「送り花火」大会があります。

福井県敦賀市の名勝「気比の松原」で、毎年8月16日に行われる日本海側最大級と称される・・全国でも珍しい「灯篭流しと大花火大会」です。

我が家のベランダから、毎年八月の福井市の花火大会をすぐ近くで観ることもできます。

だから、花火は花火・・余りにも人で混み合う花火大会などには、なるべく足を向けたくないのが、正直な気持ちなのです。

今年、身内の新盆もあり、お誘いの招待を受けたので、家族で物見遊山気分で出かけてみました。

感想は・・見事でした!

夕暮れ近く、キープされていた場所に向うと、「気比の松原」の砂浜には、既に、人、人、人・・でいっぱいでした。

推定約22万人の方々が、集まっているとのこと。(敦賀市の人口の約3倍です)



夕暮れになると、厳かに読経が流れてきます。

そして、灯篭流しが、ひとつ、ひとつ、ひとつ・・増えてきます。

約6000個の灯篭が浮かんでいたとのこと。



そして、約1万3000発の花火が打ち上げられたとのこと。

当日の夜は、天候も穏やかで鏡のような海面に鮮やかな色々な帯が映えました。







そして、夜空から降ってくるような「送り花火」でした!



合掌。