以前の記事は、こちらから。
日本初放送だったこのドラマも、先日とうとう終了。
なかなか面白い作品でした
このドラマの背景となった時代、つまり日本が統治していた時代の作品を見るのは、私は、これがお初。
やはり、少々肩身の狭い思いをすることもしばしば・・・
このドラマに描かれたような理不尽な振る舞いも、そして偏見や理由の無い不当な扱い等も、恐らくはきっともっと酷い状態だったんだろうな・・・と、暗い気持ちになりました。
それは、被害者が韓国人だからとか、加害者が日本人だからとかいう事じゃありません。
何処の国の人がどちらの立場になるかは、その時の情勢で違う物ですから。
だから、思いました。
自国だけが正当な国ではなく、正当な考えでも無いんだと言う事。
それぞれ独自の習慣や考え方があって当然だし、それをお互いに認めたうえでの交流が必要なんだと。
自分の色に染めてしまおうなんていう考えは、間違いだと言う事。
家族の中でも、考え方は様々なんだから、それを一つに決め付けてしまうと言う事自体が不可能なんだと言う事。ましてや、違う国なんだから。
最初の始まりは、ジファン氏がジミンさんを誘惑できるかどうかという友人達との賭け
それが、どんどん本気モードになり、お互いにそれまでの自分の中に無かった考え方を知り、刺激し合い、真面目に向き合う事になります。
その過程が、すっごく面白い
以前にも書きましたが、ジファン氏の演技って本当に自然な感じがします。
特に、笑顔、笑い方なんぞ
つられてこちらも、笑っちゃうくらいに
今見てる姿が、本当の彼の姿なんだと錯覚してしまうくらいに。
ワザとらしい振る舞いも、カッコつけたポーズも
目立たないけど、良い役者さんなのかも・・・と、改めて思ったまぎぃです。
ジミンさんは、この手の役柄って、ホントはまり役って感じです
真面目で、融通が利かなくて、でも、純粋で・・・って言う。
今回は、それに、ちょっと過激な要素も加わってましたが
他の俳優さん達に比べて、背が低いと言うのも、個性になってる気がします。可愛いんですもん
このドラマを引き締めていたのが、リュ・ジン氏とハン・ゴウンさん。
二人とも、二面性を持った役でしたし、なんとも切ない大人の雰囲気を出していました。
ラストに、二人の想いが叶って本当に良かったと思いました。
でも、予想はしていたけど、あんな展開になろうとは
・・・それは、DVD等で確認して下さい。まだ、発売の予定は挙がってきて無いので、少々お待ちを。
おちゃらけた部分と、シリアスな部分をバランス良く持った作品だと思いました。
それにしても、やっぱり思うのは、韓国の俳優さんで、中年の方々って、あんまり数が居ないんでしょうか・・・
相変わらず、見た事のある顔ぶれでしたので。