グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き [DVD] 角川エンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
天才漫画家と言われる小島麻子=小泉今日子さんと、猫のグーグーとの日々の何気ない生活を追った作品です。
麻子さんは、売れっ子漫画家の宿命とも言える、締め切りに追われる忙しい毎日を過ごして居ます。
そして、作品を書き上げたある時、愛猫のサバが死んでいるのを見つけるのです。
サバを亡くした事で、彼女は漫画を書く事が出来なくなってしまいます。
アシスタントの上野樹里さんや森三中の三人は、とっても心配するのですが、どーにもなりません。
そんなある日、麻子さんはペットショップで一匹の猫と出会います。
それが、グーグー。アメリカンショートヘアーの、めっちゃ可愛い子猫
そして、彼女は又、漫画を書く事が出来るようになったのです。
グーグーが脱走した時、見つけてくれたのが加瀬亮氏。何の職業なのかわからない、ちょいと不思議な青年。
麻子さんよりは、随分と若いって事だけはわかります。
恋愛に殆ど縁の無かった麻子さんですが、彼にはちょっと気持ちを動かされた様子。
その他、上野樹里さんのバンドをやってる彼氏等、様々な周囲の人達と、ほっこりとした温かな時間が訪れます。
そんな時、麻子さんは突然倒れ、卵巣がんだと宣告されてしまうのです。
かかった病院で会ったのが、加瀬亮氏。彼は医者だったんですねぇ。
手術は無事に終わるのですが、その後、抗ガン剤の投与等の治療で、麻子さんは鬱病になってしまいます。
なかなか立ち直れないでいる時、夢にサバが現れます。人間の女の子の姿で。
サバは、寂しく死んでいったんじゃないか・・・と、心の中にしこりとして残っていた思いを、麻子さんはサバに聞きます。
サバは、麻子さんの事は、よ~く理解していたと言います。だから、寂しい思いはしていなかったと。
この夢のお陰で、麻子さんは、徐々に健康を取り戻して行くのです。
井の頭公園が遊び場なんて、すっごく贅沢
坦々と、静かなシーンが続き、グーグーの愛らしさに魅了され、時々くすっ・・・と笑わせてくれました。
ほのぼのとした温かな作品です。