赤道の男 DVD-BOX 2 | |
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ポニーキャニオン |
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20話の最初、かなりの部分が19話と重なるのを不思議に思ったんですが、どうも、韓国内での放送時、19話の途中で終了してしまうと言う放送事故があったようですね。
だから、20話の始まり部分が、19話のラストと重なってるのかしらね。
こめかみに銃口を当てたジャンイル。
引き金を引く寸前に、ソヌが飛びかかって、自殺を防ぐ事が出来ました。でも、チン会長の腕に当たっちゃったようです。
ソヌは、チン会長をおんぶして病院に運ぼうとします。救急車が来るのを待ちかねてってところですか?
これは、誤って猟銃を撃ってしまった・・・ということで収めたようです。
背負われたチン会長が、何故こうするのかと問いました。
ソヌは、怪我をしているから…と答えます。
「息子だな?」
と聞かれたソヌ。違います・・・と答えました。
ジャンイルは、気が抜けたようになっていました。
ソヌが話しかけても、
「静かにしてくれ。父と話してるんだから。」
なんて、意味不明な事を口走るんです。
結局、あまりにも過剰なストレスでジャンイルは精神を病んでしまったようです。
それでも、入院中は、今まで見た事も無い穏やかで優しい表情になっていたので、ほっとしました。
お見舞いに来たスミも、そんな感じです。
昔、知り合った頃、スミとした一緒に出かける約束を思い出したりしています。それはスミ、嬉しそうでしたね。
ジャンイルは、現実の世界と過去の世界とを行ったり来たりしているようです。ソヌの姿が学生時代の頃の姿に見えたりします。
これは、ソヌもまた同じなんですね。
ジャンイルは、ソヌに言いました。
「思い出せないけど、お父さんに、チン会長の別荘に行くのは止める様言ってくれ。」
自分のために、ソヌが苦しんだみたいだが、思い出せない・・・と涙をこぼすジャンイルでした。
ジャンイルは、回復し退院しました。記憶は全て戻りました。
自分が犯した罪も全て・・・。
ソヌに、行きたいところがある・・・と言い、学生時代を過ごし、例の事件の舞台となった街に連れて行ってもらうのです。
そして、ソヌ父の遺骨を散骨した海岸にも行きたい…と言うジャンイル。そこは、ジャンイルがソヌを殴った場所でした。
ソヌは一瞬ためらったようですが、結局それでジャンイルが立ち直る事が出来るのであれば・・・と連れて行きました。
そこで、二人は、昔の自分の姿を見ました。
ソヌが自分を許してくれた事に、ジャンイルは礼を言いました。
全てをふっきれたように思えたんだけど、立ち去る時、ジャンイルの目の前に、あの時の自分が浮かんだんです。ソヌを殴り、崖から突き落とした自分の姿が・・・。
先に行っていたソヌの後ろで水音が
ジャンイルの姿がありません。
必死に探すソヌ。飛び込んでジャンイルの姿を見つけたんですが、助けられたの?
ここんところが曖昧な描き方で、ジャンイルが結局助かったのかどうかが分かりません。
ソヌは、一連の出来ごとのストレスで、目の調子が一段と悪くなってきたようです。殆ど見えなくなってる時もあります。
ソヌは、ジウォンに、実父のことを打ち明けました。
一緒には居られない・・・と。目の事もあるだろうけど、何より、ジウォンにとっても憎しみの対象であるチン会長が父親だなんて、やっぱ・・・ね
時間を・・・とジウォン。
今度は待っていてほしいとは言わない・・・と、ソヌ。
ソヌは鉱山開発のため(?)に、赤道に。・・・ここで、タイトルが出て来ました。タイトルがイマイチテーマとなって無いように思えるんですが。
ジウォンは、一人で過ごしていましたが、やっぱり忘れる事が出来ず。後を追いました。
すれ違いそうでしたが、ま、無事再会でき、ハッピーエンド
この20話、必要
全ての要素を上手くまとめることに終始した回に思えました。
結構面白い始まりだったんですが、半ば辺りから、テンポが遅くなるし、余計なエピソードが多すぎたり、ジウォンの存在が希薄に思えて少々私の中ではトーンダウンしてました。