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ファイは、イヌしか頼める相手はいませんでした。
ジュウォンの事が気になっていたイヌは、協力することに。
協力者は、それでは足りません。
硫黄班のヨンブと煙硝班のボンスにも協力を頼みました。現場に潜入し、原因を調べようと思ったのです。
ヨンブとボンスが警備兵を口実を作って現場から離れさせた隙に、ファイとイヌが忍び込みました。
当日、特に変わった事は無かった・・・とヨンブは言ったのですが、気になる事が一つあった・・・とも。
釜ではなく、焚口から見えた炎の色が青かったと言うのです。
ファイが釜をチェックしても、何の異常も見つかりませんでした。
で、焚口を見た時、思いついたのです。
硫黄と石炭を一緒に燃やすと毒が発生するということを。以前、炭鉱で働いていた時に仕入れていた知識でした。
実際、燃やしてみると、青い炎が上がり、有毒なガスが発生。
誰かが硫黄と石炭を故意に焚口に入れたに違いない・・・とファイは結論づけました。
でも、証拠が無いのです。
石炭も硫黄も燃えてしまうと何も残らないんだとか。一緒に燃やしたと言う証拠が見つかりません。
ジュウォンの尋問時間が迫ります。
一方、ジュウォンは静かに牢に座っていました。
父ホン・ヨンは取り調べの責任者として対しているものの、やはり愛する息子が目の前で死んで行くのを黙って見ている事は出来ません。
ジュウォンに、光海君もこの事実・・・ファイが間者だということを知っていたということを述べるよう何度も何度も言いました。
でも、ジュウォンはファイが間者だと言うのは嘘で、自分がファイを火器都監に入れた。光海君は一切知らないと言うばかり。
光海君は、ファイが間者だと疑っていました。そして、ジュウォンも騙されたのだと。
でも、ファイの身分を詐称し、職人とさせた事を知っていたと口にする事はできません。ただでさえ事故の責任追及が激しく、火器都監の存続も危うい時です。自分の長年携わってきた政策がとん挫するかどうかの瀬戸際なんです。明からの実質的な独立と言う夢が、又遠のいてしまう可能性があります。
ジュウォンに会いに行きました。
ジュウォンが自分の事を一切話していない理由を確認しに行ったのでしょう。
冷たく言いました。明日の尋問は自分が行い、一切手加減はしない・・・と。
ジュウォンが笑ったように見えた光海君。自分を嘲笑ったのかと問いました。尽くして来た自分をあっさりと捨てようとしている事を。
いいえ・・・とジュウォン。
「常に務めを果たされるのですね、王様。」
光海君は驚きました。ジュウォンは自分のことをこれまで王とは認めて来ませんでした。だから、ただの一度も“王様”と呼んだ事はありませんでした。
でも、今、ここで“王様”・・・と言ったのです。
「やはり私が信じたとおりです、王様。火器都監をお守りください。この国に己を守る力をつけると言う志をお忘れなく。」
そして、ファイを逃がした理由を、“王様と共に見た夢を果たすための最後の希望”だと言いました。
初めてジュウォンと思いが重なったと光海君は思ったでしょう。
嬉しかったと思います。これまで一番自分を信じてくれたイ・ドッキョンでさえ、結果的に理解してはくれなかったわけで。
死なせたくないでしょうね。失いたくない人材でしょう。
ホ・ギュンの報告で、ファイが間者でもなく、ジュソンの手下でもないと判断出来ました。
ますますファイの素性が気になる光海君でした。
ジュウォンの尋問が始まりました。
最初っから拷問するのねぇ・・・
拷問に耐えながら、ジュウォンは光海君の関与を否定し、ファイへの疑いも否定しました。
イ・イチョムたちは、可愛がっていたジュウォンでさえ身を守るためには捨て去る光海君の非情さを感じていました。
彼らの忠誠心なんぞ、やっぱり保身の前には薄らいでしまいそうです。
ファイとイヌは何やらジュウォンを救う方策を考え出したようです。
イヌは、事故当時、怪我をしなかった人物をあたっていまして、マ氏という職人に疑いを持ち始めていました。
現に、マ氏にはジュソンの手が伸びていました。ドハがお金を渡して身を隠すよう指示していましたよ。
ファイは?
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