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華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第一章 |
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ジュウォンの尋問は、父ヨンが当たっていました。
光海君も臨席している席で、あからさまに光海君の関与を問い詰める事が出来ず、イマイチ不十分なモノにしかなりません。
そこで、光海君は、自ら尋問すると言い、敢えて自分の関与をジュウォンに問うたのです。
でも、ジュウォンは一切を否定。
ただ、ファイの無実を証明する事が出来ない以上、全ての責任は自分が取る・・・と処刑を望んだのです。
その時の光海君の表情が何とも言えないモノでした。死なせたくは無い、でも、自分の治世を夢を叶えるためには、ジュウォンを切り捨てるしかないわけで・・・。そしてジュウォンがそのすべてを承知の上で死を望んでいる事も分かっていますから。
勿論、父であるヨンは悲痛な思いでした。
光海君が、ジュウォンに斬首刑を言い渡したその時、ファイが兵に連れて来られました。自首して来たと言います。
「私は日本から来た朝鮮人です。この事は王様も知っていました。」
ジュウォンの言葉を否定する供述を重臣たちの面前でしたのです。
この事で刑の執行は停止。
光海君は一転して逆風を受ける事に。
反対派の重臣たちは、ほくそ笑みます。ジュソンも・・・。
でもね、ファイがこうやってジュウォンの刑を停めている間に、イヌが逃げた職人を追っていたのです。
ホ・ギュンから報告を受けた光海君もまた同じ結論に達しました。
そして、とうとうマ氏がつかまえられたのです。
彼の身元引受人がドハだったことから、マ氏に指示を出したのがドハだと言う事は容易に推測できました。
光海君は、ドハがジュソンの部下と言える事から、やはり裏で糸をひいていたのがジュソンだと察しました。
ドハを捕まえたら、彼の口からジュソンの名前を言わせる事も可能です。
すぐさま、ドハを捕縛させにホ・ギュンを使わしたのですが・・・。
なんと、やはり怪しいと思っていたホ・ギュン、ドハを自殺に見せかけて殺しちゃった・・・。
ドハが追われていると知って、血相変えて戻って来たジュソンの目の前で。
これで、ジュソンに恩を売れましたね。
光海君の右腕の筈のホ・ギュンなのに、今度はジュソンと手を組もうとしてます。
彼はいったい何者
ドハが死んだ事で、又もジュソンまで罪に問う事は出来ませんでした。光海君は悔しがりました。
ま、とにかく、真犯人が捕まってことで、ジュウォンとファイは釈放されました。勿論、光海君への疑惑も、消えました。
反対派の重臣たちは、これでやっと光海君を抑えられると思っていたのに、当てが外れた感じです。
光海君が、ジュウォンの見舞いに来ました。
何だか、照れたような光海君。心から信頼できる部下が出来たと言う嬉しさ、そしてその部下を目的の為なら切り捨てようとした自分のあの悲痛な思いが何とも言えない気持ちにさせているようです。
でも、決して悪い感情じゃ無さそうです。
そんな光海君の様子を見たファイは、これまで憎しみや恨みの対象だった光海君だけど、それが少々揺らいできているようです。
ファイにとっても信頼できるジュウォンが、心から仕えようとしている相手です。
もしかしたら自分の判断が間違っているかもしれないという気持ちが少し芽生えたのかもしれません。ジュウォンに、光海君の人となりを聞きました。
分からない・・・とジュウォンは言いました。
「以前は分かっていると思っていた。冷酷で非情で王座に居る資格は無いと。今はどんな方なのか分からない。刀を振るう時、柄ではなく刃を握っているかのようだ。己の手も切れると知っていながら。」
なるほど・・・。良い例えだね、ジュウォン
ファイは一段落がついた時、腕の数珠を失くしている事に気が付きました。
慌てて心当たりを探しますが、見つかりません。
数珠を探しているファイを、キム・ゲシが訪ねて来ました。光海君が呼んでいると。
光海君は、ファイの事が気になっていたのです。最初に会った時から。そして、今回、かなり前から自分を知っているとファイが尋問場で言った言葉も。