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ユチャンとテラが、済州島で親しく過ごしたのは事実でした。
でもね、テラが言うように、ユチャンが夢中になったのではなく、テラの一方的で少々強引な言動に特に逆らわなかったというのが本当のところじゃないでしょうか。
その時、浜辺でテラからkissをしました。
だから、テラとすると、忘れられてるなんて、思ってもみなかったでしょう。
で、思い出させるためにも・・・ってことでしょう、kissをしたのは。
流石にミン・テジュも驚きました。
でも、妹の性格をよく知ってる彼は、止めても無駄だと分かっているようですね。
ただ、ユチャンにはキム・ブノンという忘れられない人がいると言う事だけは、話しておきました。
ボラも、驚いて、つい、背中を向けて帰って来てしまいました。
ルームメイトのミソは、ボラが嫉妬してると言いました。
ユチャンは、ミン・テジュをメガネで見分けています。
だから、kissを見られたのがテジュで、彼が名前を呼んだことで、ボラにもみられたと知っていました。
ゲームの試作品を見せに来たボラに、思わず問わず語りのように弁解を始めてしまいましたよ。自分でも何を言ってるのか・・・と呆れた表情です。
ゲームは、勿論、‘クズ’だと突き返されてしまいましたよ。
新入社員で素人のボラがいきなりゲームやアプリを開発できる筈は無く。
チャ・ドジンに協力してもらって、やっと作ってる状態です。
チャ・ドジンは、優れたプログラマーだと他の社員から聞いていましたのでね。遊び人だとは聞いてますが、ボラは大丈夫みたいですね。
でも、実は、ドジンも行き詰まっていたのです。
なかなか良いゲームができなくてね。彼なりに悩んでいるのです。
ボラは、性別を超えて、ドジンの良き友人になれそうです。
でもね、ユチャンは、ドジンの噂を聞いてますから、やはりボラの事が気になるのです。
で、ある夜、ドジンがボラを車で送っていくのを見て、後をつけてしまいました。
家に入って行くのを見て、すっかり誤解したユチャンは、警察に通報しちゃいましたよ、泥棒が入ったみたいだ・・・って。
その直後に買い物に出て来たミソに見つかっちゃって。
慌ててヘルメットをかぶって逃げ出さなきゃいけなくなりました。
ばれてないとユチャンは思いましたが、ミソの観察力が案外凄くて。
ネットの映像を見て、逃げた男がユチャンと同じバイクに乗っていたと気付いたのです。
あっさりばれちゃった。
ユチャンは、恥ずかしいやら気まずいやら。プライドが傷ついたって感じです。
テラは、派手な色の口紅をつけることで、自分だと見分けてもらう手に出ました。
せっせとユチャンに自分を売り込んでいます。
ここまで来ると、呆れるより、けなげですな。ユチャンも別に嫌いじゃないから、恋愛感情は無いと言いながらも、避けたりはしません。
ある夜、忘れた携帯を取りに会社に戻ったボラは、ユチャンとばったり。
ユチャンはテラと食事をして来たところだったのですが、カルグクスを食べに行こうとボラを誘いました。
が、夜も遅かったので、既に閉店してしまってて。
ユチャンが諦めて帰ろうとしたので、ボラは自分が作ると言いました。
初めてユチャンの家に行ったボラ。
ククスを作ったけど、ユチャンは、
「この味じゃない。」
と、言います。
コーヒーを飲みながらTVを見る二人。
ドラマを見ようとするボラなんですが、顔が覚えられないから・・・とアニメしか見ないユチャン。
仕方なく、ボラは、ドラマを説明しました。
この時見ていたのは「あなたが眠っている間に」なんですよ。
そしたら、途中でユチャンが寝ちゃって、ボラの肩にもたれかかって来ました。
どきどきするボラ。
頬にまつ毛がついているのを、とってあげようとした時、ユチャンが目を覚ましました。
咄嗟に倒れ込んで寝たふりをするボラ
ユチャンは、顔にかかった髪を直し、そっとボラに近づきました。
え~っ
ボラも、自分の鼓動があまりにも大きくなってきたので、焦ります。
ユチャン、途中でボラを起こしました。
ボラ、慌てて飛び起き、家を飛び出しました。
ユチャンが、テラのギャラリーで絵を見ています。
そこに女性が近づいて来たので、テラだと思ったのでしょう。
「僕たちつき合おう。僕たちなら上手くやれそうな気がする。もう迷わない。今すぐつき合おう。」
「社長・・・。」
その声を聞いて、胸のペンダントを見て、ユチャンは人違いだと気付いたようです。
そーです。近づいてきたのは、ボラだったのです。
ボラは、人違いだと分かってる