操作~隠された真実 DVD-BOX1 | |
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ユン・ソヌの再審が始まる決定を受け、ク常務とチョ弁護士はお互いに責任をなすりつけ合う恰好になりました。
二人の間の信頼関係は、元々希薄でしたが、この事でいっそう不信感を持ってることが顕著になってきましたね。
彼らの上には、何らかの組織があって、その人たちの思惑に沿うよう、動いているようですね。
イ記者にムヨンが会いに来ました。
クォン検事からの情報を伝えに来たのです。ここで、イ記者とも情報共有が出来ました。
あの入れ墨の男が兄チョロを殺し、チョン刑事を殺すために今回の事故を起こしたとムヨンが言うと、イ記者は本当に驚きました。
そして、ムヨンは、イ記者から、ユン・ソヌ逮捕の一報を書いたのが兄のチョロだと聞かされました。
ミン会長の件にもチョロが関わっていると。
ムヨン、大きなショックを受けました。何故・・・と叫びました。
何故兄がねつ造記事を書いたのか?・・・と。
イ記者は、黒幕がいると言いました。知りすぎたために殺されたんだろうと。だから、ねつ造記事を追う事が・・・と言いかけた時、ムヨンが拳を
寸止めしました。
怒りを堪えました。
ムヨンは、今になって兄チョロの言葉の意味が分かった気がしました。
“全部俺が悪いんだ”とか“あんな記事を書いた所為だ”・・・とか。
そして、今からでも真実を明らかにしないと・・・と呟いてもいました。
「最後まで諦めるなと言ってくれ。」
と、縋りつくように言っていました。
チョロには法曹界に行きたいと言う夢がありました。でも、自分の夢を後回しにしても、弟ムヨンを援助してくれたのです。
その無償の恩に報いたいとムヨンは思ったでしょうね。
チャ部長検事がイム部長検事に会いに来ました。
表向きはバカンスのお土産を届けに・・・ということでしたが、本当は、クォン検事に仕返ししようとするであろうイム部長検事を止めに来たのです。
流石、チャ部長検事。
上手くイム部長検事を黙らせましたよ。
ク常務の妻の病状があまり良くありません。
一度心臓移殖をしたようですが、その経過が良く無いのです。もう心臓移植しか方法は無いのですが、二度目となると・・・やはり難しいようですね。
ク常務は、このところあまり仲が良くないチョ弁護士に、臓器移植の待機名簿の入れ替えをしてほしいと頼みました。つまり、順番を早めてほしいってことですね。
ところが、チョ弁護士は黒幕たちが既にク常務に対して信頼を失っていると言ったのです。
「常務の力が我々に必要だということを我々に見せてください。」
冷たくチョ弁護士が言いました。
クォン検事はユン・ソヌが濡れ衣を着せられた海上警察官殺人事件の再捜査を進めていました。
元署長から話を聞く事が出来ました。
密航ブローカーとつながりがあるのではという疑いを持たれていたようです。でも、結局、それを白状することはなかったようで。
でも、服役中の男から、被害者がある実業家を密航させた時、不始末があったようだ・・・と言う話を聞く事が出来ました。
その実業家というのは、既に死んだとされている人物だとか。
ナム・ガンミョンという人物だとクォン検事は知りました。
ナム・ガンミョン・・・。
チャ・部長検事が追っている男です。そして、イ記者も、別の線からナム・ガンミョンに注視し始めています。
イ記者はナ記者が録音していたク常務との会話が入ったメモリを示し、ク常務にスプラッシュチームの編集権を認めるよう迫りました。
ところが、ク常務は自分がねつ造記事を書かせたのではないと言い張ります。往生際が悪いったありゃしない
おまけに、ちゃんと身代わりを用意していましたよ。キム部長という人物です。
自分がやらせたと跪いたのです。あまりにも見え透いた芝居です。誰もがそれを認識しているのに、表向きは芝居を続けなくてはいけないのです。
イ記者、もっと大々的にばらしちゃえば良いのに内々に穏便に処理しようとするから、事がこんがらがって、ストレスだけがたまる一方なんじゃないの
ク常務は、性懲りも無くスプラッシュチームを罠に嵌めようとしてますよ~っ
チョン刑事の検死結果が出ました。
薬物らしきものは、何も発見できなかったという報告でした。
ムヨンに伝えると、さほどがっくりはしません。ムヨンは、イ記者の黒幕の存在の話を聞いてから、おそらく大きな権力が動いたんだろうと思いました。
検出不可能な毒を使うほどの権力者が・・・。
ムヨンは、チョン刑事の死ぬ間際の言葉が気になっていました。
もうすぐ死ぬと言う時に、煙草の話をしたからです。もしかしたら、ダイイングメッセージ?・・・とムヨンは考えたのです。
で、クォン検事に、チョン刑事の遺留品をチェックしてほしいと頼みました。
クォン検事は、チョン刑事の遺品の中から、煙草とライターを見つけました。
そして、ライターの中にメモリが隠されている事に気がついたのです。
ところが、彼女を追っている人物が。
あの入れ墨の男です。
ムヨンが気づいて、クォン検事に知らせました。
すぐに逃げたのですが、飛んで火に入る夏の虫的な状況に。
入れ墨の男が運転するタクシーに乗っちゃったんですよ。
気付いたクォン検事は、必死にムヨンに連絡しますが、ムヨンもまだ怪我が癒えてなくてね。早くは行動出来ないんですよ。
首を絞められながらも、必死に抵抗し、ライターを投げ出し、タクシーから逃げ出しました。
よれよれの恰好で逃げ出したクォン検事。流石に混乱の極みです。
それをムヨンが見つけました。
恐怖のあまり、震えが止まらないクォン検事を、ムヨンは力いっぱい抱きしめました。