“仕事人”の警察官バージョンと言える存在を描いた作品。
“仕事”を行う者も対象者も、警察官。
様々事情や、警察と言う組織の特異さゆえに、泣かされ、憤る人の無念を晴らす部署が、ありました。
従来からある“監察”と言う部署とは違います。
表の顔はごく普通の警察官ですが、一旦“依頼”が入ると、詳細で緻密な調査、事実確認、確たる証拠を得たうえで、元締めと役員二人に報告します。
処罰は全員一致が原則。
一旦決まった“監殺”は、泣こうが喚こうが変更はされません。
つまり、情状酌量の余地は無いと判断された者だけが、対象者となるのです。
かなり細かいストーリーです。
対象者の“罪”に、共感できる要素は無いと、これでもか!的に描かれています。
勧善懲悪ではありますが、なんとな~く重苦しい気分になりました。

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