まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『餌<ミッキ>』完観

2024-02-27 16:51:20 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ク・ドハンは、殺人犯とノ・サンチョンがグルだと考えています。

しかし、正確に言うと、そうじゃないみたいですね。

殺人犯2人は、あくまでも金塊が狙いで、そのためにノ・サンチョンを帰国させて脅して金塊の在りかを吐かせ、奪おうと思っていたのでしょう。

帰国したいノ・サンチョンとすると、一か八か話に乗ったのでしょう。騙されたフリをしたのかも。

グルと言うわけじゃないみたいです。

 

拉致されたノ・サンチョンは、この期に及んでも、殺人犯にすら自分を信じさせようとしました。

稀代の詐欺師の本領発揮ってところでしょうか。

きっちり折半しようと持ち掛けました。

が、流石にすぐには信じない殺人犯たち。

この場で殺されてもおかしくないと言う雰囲気を感じ取ったのか、ノ・サンチョンはGPSを見せました。

ク・ドハンが勘づいている、ここに警察がすぐにでも押し寄せるぞと言いました。

逃げるしか無いですわな。

 

警察が到着した時、既にアジトにノ・サンチョンと殺人犯2人の姿はありませんでした。

が、身元を表す指紋等の証拠はそこここに残っていました。

だから、あっさり殺人犯の身元が特定されました。

元軍人で大統領警護室に所属する者だったのです。

 

この間、ノ・サンチョンや“執事様”から、キム・ソンデに指示が下りていました。

ノ・サンチョンたちを追うク・ドハンたちに、援護の警察官は一切出されませんでした。

 

金塊は、“執事様”が保管していたようです。

それが、キム・ソンデに渡されました。・・・全部

 

モーテルに入ったノ・サンチョンたち。

明日には大金持ちになるとノ・サンチョンは言いました。

ゆったりと世間話を始めたノ・サンチョン。

しかし、ここで殺人犯2人は毒殺されてしまったのです。

翌朝部屋を出たのは、ノ・サンチョン一人だけでした。

 

ノ・サンチョンはキム・ソンデから金塊を受け取りました。

キム・ソンデは使いっパシリをさせられたわけですが、それは、動画配信サイトに予約投稿した動画があると脅されたからのようです。

ノ・サンチョンは金塊を現金に換えました。

後は復讐するだけだと、ノ・サンチョンは言いました。

 

ノ・サンチョンが復讐しようとした相手。それはなんと、被害者たちでした。

わざと被害者たちに自分の居場所を分からせ、おびき寄せました。

そこは、炭鉱。

被害者たちも、金塊の隠し場所ではないかと、全国の炭鉱を探し回った経緯もあり、よく知っている場所でした。

恨み、憎しみに駆られたサンボンたち過激派の被害者たちが、一斉に炭鉱に駆け付けました。

そこで、敢えて自分の姿を見せ、廃坑に入るよう仕向けました。

爆弾を仕掛け、埋めてしまおうと言う魂胆でした。

 

同時に、ク・ドハンにも居場所を知らせました。

目撃させる計画だったのでしょうかね。

しかし、計画通りには行きませんでした。

爆弾がしょぼいモノだったことで、上手く爆発が起こりませんでした。

そして、ク・ドハンがノ・サンチョンの意図を察してサンボンたちを救いに来たのです。

危機一髪でした。

 

当然、ノ・サンチョンは逃げる手筈も整えていました。

キム・ソンデに迎えのヘリコプターの用意をさせておいたのです。

が、悪天候になったため、ヘリは飛べず、ク・ドハンやナヨンの追跡に追い詰められていきました。

トドメを刺したのは、意外な人物。

カン次長の部下だったチョ元刑事でした。

 

チョ元刑事が、密航の手助けをしたのは、妻と子供が人質になったためでした。

どうしようもなかったのです。

仕方なく従ったにもかかわらず、妻と子は凍死してしまったようです。

その時から、ずっと復讐を誓ってきたのでしょう。

 

ノ・サンチョンの死で、もう不安は無いと安心しきったキム・ソンデたち。

しかし、ノ・サンチョンが言っていた動画が、予約日時にネットで配信されたのです。

これまでの悪事が全て明かされていました。

彼らも終わりました。

 

画面が暗いこともあり、細かいシーンまでは把握できかねました。

年代もしょっちゅう飛びますから、理解に時間がかかることもありました。

しかし、そのせいか、集中して見ることが出来ました。

チャン・グンソクssiの新しいイメージが見えましたね。

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『餌<ミッキ>』11話まで

2024-02-27 15:57:10 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

誰に復讐するつもりなのかと、ク・ドハンは聞きました。

ノ・サンチョンは、キム・ソンデの名を出しました。自分が逃亡生活を強いられているのに、自分の金でなに不自由なく暮らして来たからと。

「殺人犯を捕まえたら、後ろ楯の証拠をやる。」

自分は復讐を遂げ、ク・ドハンはスター警官なるぞと。

 

そんな話にク・ドハンが乗る筈ありません。

ただ、そう言う理由は、殺人犯を知っているからだと察しました。

誰だ!と、ク・ドハンが聞きましたが、大事な駒を易々と教えたりはしませんよね。

被害者の事を一度でも考えた事は無いのか!と、ク・ドハンは叫びました。

が、ノ・サンチョンには通じませんでした。

自分の事しか大切じゃないノ・サンチョンにとって、被害者は自分の事なんです。

絶対に相容れない考え方の持ち主なんです。

 

キム・ソンデたちは、ク・ドハンがどう出るか、図りかねていました。

何より、ノ・サンチョンが帰国してしまった事が不安の元凶でした。何せ、悪事の全てを知っていますからね。

いつか、タイミングを見て、中国で殺してしまおうとキム・ソンデなんぞは考えていたくらいですから。

 

そして、被害者たちも、まだク・ドハンたちを信じられないでいました。これまで、散々失望させられてきたからです。

しかし、ナヨンだけは、信じかけています。ク・ドハン自身の考え方、見方が変わってきた事に気づいたからです。

 

怒涛の夜、キム・ソンデたちは、庁長室でまんじりともせずに待機したままでした。

やっと現れたク・ドハンに、ノ・サンチョンの居場所を聞きました。

ついさっき、ただの中国人だと言い張ったにもかかわらず。

ク・ドハンが、ノ・サンチョンを保護していると聞くと、途端に猫なで声を出した庁長。

懐柔しようというのが、見え見えです。

結局、ク・ドハンを動かすことは無理と察し、ノ・サンチョンの生存と自分たちの関りについて、口を閉ざさせるだけでした。

特に、マスコミと被害者たちには黙っているよう、命じました。

「開き直った皆さんを見てると、妙な気分です。」

と、ク・ドハンは言いました。

だよね

 

ク・ドハンは、ノ・サンチョンをまた別の場所に移しました。

その途中、敢えて休憩を挟みました。

ナヨンにノ・サンチョンの姿を見せるためです。

キム・ソンデたちには止められましたが、やはり被害者たちの推測が当たっていたことを知らせるのが道理だと思ったのです。

ナヨンは、遠く離れた場所から、確かにノ・サンチョンを確認しました。

そして、ノ・サンチョンもまた、自分を食い入るように見つめる女性の姿を確認しました。

 

被害者会の中でも、意見は様々です。

過激派とも言えるのが、サンボンで、彼は中国でノ・サンチョンに返り討ちに遭っていることもあり、殺したいと常々言い続けています。

いくらナヨンが、ク・ドハンのように信じられる警察官もいると言っても、全く聞く耳を持ちません。

 

殺人犯は2人組でした。

まだ正体は分かりませんが、彼らが金塊を狙っているのは確か。

そして、ジェファンのリスト通りに殺人を行う事で、キム・ソンデたちを脅したのです。

キム・ソンデと“執事様”がどうも首謀者のようですね。

パク・サンドはノ・サンチョンが生存していることすら聞かされていなかったようです。

だから、リスト通りに殺人が行われていると知ると、恐怖に震えました。

カン次長も、ジェファンも、彼らに殺されました。

 

ノ・サンチョンを移送中、殺人犯からノ・サンチョンに電話が入りました。

ク・ドハンたちが付いているのも知っています。

携帯を持たせて、ノ・サンチョンを車から降ろせと殺人犯が言いました。

従わないと、殺人を再開すると言いました。

ク・ドハン、ノ・サンチョンを道端に降ろしました。

ノ・サンチョンは殺されるから嫌だと拒否しました。

しかし、ク・ドハンはあっさりと指示に従い、ノ・サンチョンを降ろしました。GPSを持たせて。

部下のパク刑事は、これで良いのかと不安げでした。

しかし、ク・ドハンは言いました。ノ・サンチョンを信じるな、全て嘘だと。

 

ノ・サンチョンは殺人犯に拉致されました。

 

その直後、ク・ドハンたちの車にサンボンの運転する車が突っ込んで来ました。

ノ・サンチョンが乗っていると思って、襲撃したのです。

が、ノ・サンチョンはいません。呆然とするサンボンでした。

 

金塊はどこだと、殺人犯がノ・サンチョンに聞きました。

教えるから、一緒に行こうと、ノ・サンチョン。

この時、それまでよろよろとした老人の動きをしていたノ・サンチョンが急にしゃんとした立ち方になりました。

老いさらばえた老人の姿も、芝居だったのです。

 

ク・ドハンは、ノ・サンチョンの言動全てが嘘だと思っています。

だから、殺人犯ともグルだと。

まだ生きてるGPSを頼りに、ノ・サンチョンを追いました。

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