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「僕の患者だったけど、残念ながら亡くなった。活発でいい刑事だったのに。」
と、ト・ギュジンが言いました。
ソリの話では、事故で運ばれて来たと言う事です。
ジヒョンは自分が刑事だったと知り、喜びました。
また一つ自分の事が分かったからです。それに、自分に似合っていると思ったからです。
ヨンミンは、ジヒョンについてネットで調べてみました。
しかし、事故で死んだと言うのに、全くニュースが挙がっていません。
こうなったら、直接聞くしか無いと、チチーム長を訪ねて行きました。
母の写真に写っていたし、同じ日に亡くなったと聞いたので、事情を知りたいと言いました。
が、チチーム長もパク刑事も、ジヒョンについての情報は何一つ与えてくれませんでした。
家族に連絡が取りたいと言っても、個人情報が・・・と言って、直接連絡することは許して貰えませんでした。
二つの事件は何の関係もないと言われてしまいました。門前払いって感じですね。
突然救急室にジョンウがナイフを持って乗り込んで来ました。
ト・ギュジンに恨みを募らせてのことでしょうが、何か、稚拙ですよね、やり方が。
対応しようとしたギュジンは腕を切られてしまいました。
が、結局すぐに警備員に取り押さえられてしまいましたよ。
・・・捕まったんだよね?
え逃げられた
刑事と分かったものの、それ以上の進展がないことで落ち込むジヒョン。
それを見たヨンミンは、慰めてあげたいと考えました。
頼ったのは、やっぱり、道士。
ヨンミンが完全にジヒョンに心を奪われてしまったと分かった道士は、呆れました。あれほどダメだと言ったのに・・・と。
でも、モノは考えようです。
深い恨みを持つ幽霊でも、愛が芽生えたら成仏できるからです
ヨンミンもとうとう知っちゃった。
マズイそんな風に成仏させちゃいけない
そう思ったヨンミンは、自分の想いを抑えなくてはいけないと思いました。
そして、ジヒョンが自分の告白を拒絶した理由がここにあると思いました。
ヨンミンは、翌日から一人で調査することにしました。
なるべくジヒョンと離れていようと思ったのでしょう。
しかし、興信所の所長からも、ソリからもこれといった情報を得ることは出来ませんでした。
ところで、ヨンミンのタクシー運転手仲間は本当に良い人ばかりです。
兄のようなソクジンは会社代表の孫にあたりますが、全く偉ぶるところはありませんし、頼りなさそうに見えますが、しっかりしてるし、親切で優しいんですよね。
また、ウンスは認知症の母をいつも助手席に乗せて営業しています。
ウンスの母は、黙って座っているだけなんですが、客の中には散々嫌味を言う人もいましてね。
ウンスがそんな客を乗車拒否しようとしたら、告訴すると大騒ぎされたことがありました。
ソクジンは、客の言動がドライブレコーダーに映っていて、それがどれほど酷い態度だったかを指摘。それを公表しても良いんだぞと言いました。
結局、客は自分の態度を謝り、事は穏便に収まりました。
ヨンミンに置いて行かれたジヒョンは、脳裏に浮かぶ千切れ千切れの記憶を一生懸命繋げようとしました。
が、出来ません。
唯一の共通項は“デフン病院”。
ソクジンたちタクシー運転手の中で、幽霊を見たという人が続出していました。
場所は皆同じビルの近く。女性の幽霊らしいです。
ジヒョンに促され、渋々デフン病院に行ったヨンミン。
そこで、一人の幽霊と出会いました。中年の男性でドゥガンと言いました。
5年もの間、会いたい人を探し続けているんだとか。
お金は持っていないが、デフン病院に5年もいるので、病院の情報はたくさん持っていると言いました。
だから、願いを叶えてくれるなら、情報を渡すと言いました、代金の代わりに。
ジヒョンは驚きました。
借金を返すために始めた幽霊専門タクシーなのに、料金を取らないで良いのかと言いました。
「こんな仕事ができるのは僕しかいない。借金はゆっくり返すつもりだ。ジヒョンさんの事件の解決の方が重要だ。」
と、ヨンミン。
ジヒョン、感動しました。あれほどお金お金と言っていたヨンミンが変わったって。
ドゥガンの願いは、一人娘のセラに会う事。
妻が亡くなった後、一人で育てられずに姉に預けたのですが、仕事が忙しくて会いに行くことが出来ないでいる間に、セラは何も言わずに留学してしまったんだそうです。
その後、姉とも連絡が途絶えてしまったとか。
セラが父である自分を恨んでいることを知ったのは、黙って留学してしまった時だとドゥガンは言いました。
ドゥガンは生前、刑事でした。
なんと、ジヒョンの父カン・ヒョンスとは相棒だったそうで、彼ならセラの事を知っているに違いないとドゥガンは言いました。
警察署を訪ねてみると、カン・ヒョンスは休職中だと言われました。
個人情報云々があるため、刑事がヨンミンのことを伝えてくれることになりました。
ジヒョンは、その警察署で何となく気になる感じがしました。それが何なのかは分かりませんが。
デフン病院に戻った時、丁度救急患者が2人搬送されて来たところに出くわしました。
その日結婚したばかりの夫婦でしたが、助かったのは妻だけで、夫は手当の甲斐なく、亡くなってしまいました。
夫の体から霊が出て来たのを、ヨンミン、ジヒョン、ドゥガンは目撃。
夫の霊は泣きながら成仏していきました。
最近ヨンミンが冷たくしていたのは、私が成仏しないようにと考えたからでしょ?と、ジヒョンが言いました。
同じ気持ちだったと。
でも、新婚夫婦の別れを見て思った・・・と。
どんなに愛し合っている二人でも、別れは来るわけだから、ましてや人間と幽霊の私たちなら当然だと。
「でも、勝手なお願いだけど、今みたいに隣にいてほしい。」
いるよ、ジヒョンさんが望む限り、後悔の無いように・・・とヨンミンは言い、kissしました。
え
出来るの
・・・と思ったのは、私だけじゃないよね