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一見すると、ウンスを優しく慰めているような態度ですが、実はト・ギュジンは笑いを必死にかみ殺していたのです。
ジヒョンはその一瞬を見てしまったのです。
ジヒョンも信じられない思いでした。
ヨンミンが見た時には、既に笑みは消されていました。
ジヒョンは、何故笑っていたのかト・ギュジンに聞いてと言いましたが、流石にそんな直球の質問は出来ないヨンミン。
いつもこうやって参列するのかと聞きました。
すると、ギュジンは、いつもじゃないが、心が重くて・・・と自分の力の無さが申し訳ないと、いかに立派な思いやりのある医者かと言う態度を示しました。
早く聞いてと、ジヒョンはせっつきましたが、やっぱり聞くことは出来ませんでした。
ヨンミンにとっては、ギュジンは恩のある医者なんですもんね。
ところで、ウンス母の死因は、急性心筋梗塞だとか。
脳震盪の方は大したことが無かったし、元々心臓に問題があるとも聞いてなかったのに・・・とソクジンたちは不審を口にしました。
ヨンミンとジヒョンもなんかすっきりしません。
ウンス母の幽霊は葬儀場にいませんでした。
なんと、ヨンミンのタクシーの助手席に座っていましたよ。
ウンスを呼んでほしいと言います。
ヨンミンは、意を決してウンスを呼び、ここにウンス母の霊がいると打ち明けました。
が、当然、ウンスは信じません。バカにされたと思いました。
ウンス母が話す昔話を、ヨンミンはウンスに聞かせました。
母と自分しか知らない話です。
ウンスは母の存在を信じました。
ウンスは今までと同じように、母の霊を助手席に乗せ、ドライブしました。
母は認知症ではなく、元気なころの母でした。
母の言葉をヨンミンの口を通して聞き、ウンスは泣きました。
「これからはあなたのしたい事をして自分のために生きなさい。幸せになるのよ。」
そう言って、母は満足そうに消えていきました。
自宅に戻ると、ト・ギュジンが祖母を訪ねて来ていました。
祖母の薬を届けに来たと言うのですが・・・。
薬、大丈夫
何か、隙を見て、家の中を探るように見ています。
ジヒョンがそれを監視するように見ていたので、何も起こりませんでした。
ヨンミンは、キム・ヒヨン看護師長がジョンウの共犯だと考えているとギュジンに言いました。
心証だけで、まだ確たる証拠は無いということを、ギュジンはヨンミンにしっかり確認しました。
その上で、その考えは間違っているとはっきり言いました。
ミギョンは、ジョンウを100%信じていると、ヨンミンとジヒョンに言いました。
ジョンウを見つければ、全て明らかになる筈だとミギョンは言いました。
だから、ジョンウを探してくれと。
ミギョンは、ジョンウが最後に家を出て行く前に、何かメモを見ていたことを思いだしました。
ヨンミンが必死に部屋を探しましたが、メモは見つかりません。
警察が捜索した後です。何も無くて当たり前。
しかし、古新聞の間に挟まっていたのです、一枚のメモが。
“助けが必要なら、来て”
誰からなのか、分かりません。
が、その威圧的なメモの言葉から、キム・ヒヨン看護師長ではないかと、ヨンミンは思いました。
メモを渡せるほど、近くにいると言う条件にも当てはまります。
ヨンミンは、帰宅してきたキム・ヒヨン看護師長を呼び止め、話があると言いました。
で、ジョンウとの関係を聞きました。
キム・ヒヨンは、何の関係も無いと言いました。
そして、警察でも無いのに、今後はそんな無礼な質問をしないでほしいと。
まぁ、当然ですよね、そう言われても。
返す言葉が無くて、ヨンミンは出されたコーヒーを飲もうとしました。
その時、ジヒョンが止めました、飲んじゃダメと。
一瞬、脳裏に記憶が浮かんだのです。自分が何かを飲んだ後、倒れている場面が。
ヨンミンがキム・ヒヨンの部屋を出た直後、もう一度ジヒョンだけが中に入りました。
キム・ヒヨンの本当の姿を見ることが出来るかもしれないからと。
キム・ヒヨンが真剣な顔で見ていたのは、キーホルダー。デフン病院のロゴのついたヤツです。
殺された興信所所長のクボンの遺品の中から、一枚の写真が見つかりました。
バイクに刺さったままの鍵の写真で、それには特徴のあるキーホルダーが付いていました。
チチーム長は、それがデフン病院のロゴだと気付きました。
この情報すぐさまジヒョン父からヨンミンに伝わりました。
いやもう・・・ホント、こんなに捜査状況が筒抜けで良いわけと、思ってしまいますよ、あたしゃ
ま、そのおかげで、キム・ヒヨンが見ていたのと同じキーホルダーとそれが写っている写真だとジヒョンが気づいたわけですけどね。
事件の核心に近づいていると言う感じがして来たヨンミンは、ジヒョン父に気を付けてくださいと言いました。
何が起こるか分からないと言う予感がしたのでしょう。
チチーム長たちは、デフン病院の家宅捜索を行いました。
そして今更・・・の感大ありですが、キム・ヒヨンの別荘の入手経路等について調べ始めたようです。
ジョンウは、監禁されていました。
勿論、ト・ギュジンによって・・・です。
ジョンウに恨みがあるとかいうのではなく、ただ殺したかったと言いました。
で、あっさりと薬物を注射して殺してしまいましたよ
ヨンミンは、ソリからキム・ヒヨンの筆跡を手に入れました。
そして鑑定してもらった結果、メモと一致したとの報告が入りました。
ヨンミンは、自分が囮になると言いました。
キム・ヒヨンに敢えてメモを突きつけたのです。
しらばっくれるキム・ヒヨンに、警察に提出するぞと言いました。
すると、ジョンウは気にかけていた後輩だと言いました。窮地に立たされていたので、助けたいと思ってメモを渡したと。
キーホルダーのことを聞くと、デフン看護学校出身の者は皆持っているモノなので、何の証拠にもならないと言いました。
“偶然が重なると必然になる”
と、ジヒョンが言いました。
その言葉をそのままヨンミンはキム・ヒヨンにぶつけました。
「キム・ジョンウの行方を知ってますね?」
と、ヨンミン。2日待ちますと。その後は警察にメモを渡すと言いました。
待つの
キム・ヒヨン、すぐにト・ギュジンに連絡を入れました。
ギュジン、動きは速かった
ヨンミン、帰宅した瞬間、襲われました。後ろから殴られてしまいましたよ
傍に居ても、何も出来ないジヒョン。
泣いても叫んでも、何の力にもなれません。
担ぎ込まれたのは、ジョンウが監禁されていた場所。
既に、ジョンウは遺体となっていました。
とうとう姿を現したト・ギュジン。
楽しくて仕方がないと言った風に、笑いました。
自分が母親の仇だと知らずに恩人だと思い込んでるお前を見てどれほど面白かったと思うと、ギュジン。
ギュジンは、縛り付けたヨンミンを、焼き殺そうと考えたようです。
油に火をつけました。
火がヨンミンに迫ります。
ジヒョンは叫び声を上げましたが、どうしようもありません。
ヨンミン母とジヒョンの事件の詳細が分かりました。
デフン病院のことを調べていたジヒョンは、ある講演会に出席。そこで、キム・ヒヨンと出会いました。
もっと話が聞きたいと持ち掛け、キム・ヒヨンの部屋でお酒を飲みながら話をしたジヒョン。
そこで、ギュジンに襲われたのです。
薬物を注射されたジヒョンは、朦朧となりながらも、マンションを出ました。
それを見つけたのが、ヨンミン母。
ジヒョンを病院に運ぼうとしたとき、突進してきたバイクにはねられてしまったのです。
ジヒョンを追って来たギュジンは、咄嗟にヨンミン母を助ける医者のフリをしました。
それを、ヨンミンは見たわけです。
救急車に同乗したギュジンの代わりに、キム・ヒヨンはジヒョンを乗せたままタクシーでジヒョンの家の近くまで行き、そこにジヒョンを遺棄して逃げたというわけです。