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空港で保安係に掴まったジョンですが、仁川地検に送られるところを、まんまと脱走成功。
この脱走方法とか、仲間と示し合わせての行動とかが、まるでミッションインポシブル並みのアクション。と言っても、洗練された作戦とは程遠く、なんともコメディちっくなのが、楽しいです
韓国ドラマ定番のコミカルさですね。
で、まんまとイ新検事長の就任式に入り込んだってわけ。
それも、壇上の台の中。
イ新検事長の就任挨拶真っ最中に、突然、台の下から現れたジョンは、そこで、意気揚々とイ新検事長に緊急逮捕を宣言したのです。
会場は大騒動となりました。
記者の一人が、証拠は?と質問。
「もうすぐ着きます。」
と、ジョンが答えました。
それを聞いて、オ検事がカン捜査官にユ・ジンチョルを捕まえろと命令。
が、そういうこともあろうかと、ジョンは手を打ってあったのです。
別の場所にいるユ・ジンチョルとの生中継を行ったのです。
ユ・ジンチョルは、空港から、シン検事とチョルギによって拉致されていまして。
殊勝な態度で、ジョンの質問に答えました。
「チン検事が話したことは、全部事実です。被害者のイェヨンはイ次長と援助交際していました。事件当日、一緒にいるのも見ました。詳しい事は検察の取り調べで話します。」
ジョンはオ検事に言いました。
もう負け試合はしない、戦いはこれからだ・・・と。
結局、イ次長のソウル中央検事長の就任は、見送られる事になりそうです。
ジョンは航空法違反の罪でオ検事の取り調べを受けることになりました。
オ検事は、話した事は全て嘘だったと言えと迫りました。
ジョンは反対に聞きました、恥ずかしくないのかと。
話しても無駄だと思ったのか、オ検事は、ジョンを逮捕しろと部下に命じました。
でも、そこにシン検事が。
略式起訴状を差し出しました。
これによって、ジョンは拘束されず、釈放されました。
嬉しそうにジョンはシン検事に連れていかれました。
この処分、キム部長がしてくれたようです。
シン検事も、ジョン自身もキム部長が何故自分を庇ってくれるのか、分かりません。
オ検事は、イ次長に、ジョンが容疑者だと名指しする理由を聞きました。
事実は何なのかと。
しかし、イ次長はその質問には答えませんでした。まずはジョンを始末しろと言いました。事実はその後だと。
オ検事は、自分の動き方を考えているようですね。
イ次長は、キム部長がジョンに略式命令を出したことを激怒。
乗り込んで、またも殴ろうとしました。
が、今度は、キム部長、その手を掴みました。
「今は部下もいません。」
と。つまり、イ次長への反旗を翻すことを誰にも気づかれないタイミングだということですね。
検察のがんを除去するためだと言いました。
更に激怒したイ次長は、キム部長の化けの皮を剥いでやると言いました。
ジョンにこの事件を担当させたのも、キム部長ジョンの性格を把握したうえで、さりげなく利用したってこと
ユ・ジンチョルは、ジュンドとウンジに見張らせていました。
が、ちょっと2人がその場を離れた時、オ検事によって奪われてしまいましたよ。
ウンジの手下たちがいたんですけどね。相手が悪かった。
オ検事はユ・ジンチョルを検察に連れて行きました。
記者たちに囲まれたユ・ジンチョルは、先日の話は、暴行と脅迫のため、やむを得ずついた嘘だと言いました。
この発表を受け、イ次長はすぐさまジョンを名誉棄損で告発すると発表しました。
イ次長、やっと落ち着きました。
助けてくれたお礼に何でもすると、ユ・ジンチョルはオ検事に言いました。
オ検事は、パク・イェヨン殺害の犯人はイ次長なのかと問いました。
突然何故?と聞かれ、オ検事は、イ次長の不利になることが無いか確かめるためだと言いました。
ユ・ジンチョルは言いました。
イ次長は犯人ではないと。別に真犯人がいると。
そして、車載カメラのメモリをオ検事に渡しました。
その頃、ジョンたちは次の作戦を練っていました。
イ次長に取り上げられたユ・ジンチョルのPCデータが入っているUSBを取り返すのが最優先です。
実は、お祝いの花かごをイ次長に贈っていたんですよね、ジョンは。
それに監視カメラを忍ばせているんです。
だから、USBの在りかも確認済みでした。
イ次長室の貴重品入れに入れているのを、見ていたのです。
ただ、検察の検事長室です。
何重ものセキュリティ設備が張り巡らされています。
建物の監視カメラに映らずに、忍び込む方法・・・と考えたジョンたち。
正しいやり方じゃ絶対無理だとジョン。
持ち出したのは、催涙弾。検察の昔の事件で押収したモノの中にあったものです。
懲役5年の実刑が下ると、流石にチョルギも躊躇しました。
シン検事なんぞ、開いた口がふさがりません。
「リスクの無い人生なんてない。」
と、ジョンは躊躇するメンバーを鼓舞して作戦開始です。
PCウィルスに感染したと嘘をついて、処理には一刻を争うと、イ次長の秘書を騙し、次長室に侵入したジュンド。
屋上からロープで催涙弾を持っておりてくるウンジ。
作戦過程は、細かいのでスルーしますが。
まぁ、なんだかんだのドタバタの末、まんまとUSBを奪取成功したわけです。
催涙弾の煙幕で大騒動となった検察庁の玄関を、ジョン、チョルギ、ウンジ、ジュンドは堂々と出て行きました。
USBが盗まれたことにすぐに気づいたイ次長。
こんなことをするのは、ジョンしかいないと思いました。
ジョンを呼びつけ、怒りをぶつけましたが、その時には既にジョンはUSBのデータをマスコミに流していたのです。
ニュースでイ次長とパク・イェヨンの親密な写真が流されると、イ次長はもう呆然としてしまいました。
勝ち誇ったようにジョンが背を向けた時、イ次長が言いました。
「私は殺していない。」
そして、イ次長の動かしようのないアリバイが見つかったのです。
ジョンは愕然としました。
オ検事は、ユ・ジンチョルから渡されたメモリを確認しました。
すると、イ次長がパク・イェヨンの家を出た後、男が家に向かっているのが、映っていたのです。
スーツを着た男性で、慌てる様子もなく、後ろでに何かを持って、イェヨンの家に向かって歩いていました。
バッジのようでもありますが・・・、あれは何
アリバイを確認したと、ジョンはイ次長に連絡しました。
イ次長は何かを決心したようです。
「お前に話しがある。知らせておくべきだろう。」
そう言って、今からある場所に来いと言いました。
入居前の新築の法曹タワーで会おうと言いました。
そして、ジョンが到着したその時。
上からイ次長が転落して来た