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ヒョンウ母の死は、この世界でも避けられませんでした。
自殺だとお葬式に来ていた人が言いました。
しかし、ドジュンは信じられません。自殺などするような母じゃなかったと思いました。
父の会社が倒産して、お金で苦労していたけど、一生懸命生きていたと知っていますから。
店に、母が着ていた服がそのまま掛かっていました。ヒョンウの中学のジャージです。
ドジュンは、そのジャージを抱きしめて泣きました。
ドジュンは、母の死の原因が気になりました。
店に残されていたノート等を調べました。
それで分かりました。
ヒョンウ母は、借金までして“スニャン生活科学”という会社に投資していたのです。
スニャン生活科学と言う会社は経営が不透明だと以前から見られていました。
しかし、IMF通貨危機の直後に肯定的な報道がなされたのです。そのせいで、株価が上昇。
ヒョンウ母のような小口投資家は、その動きに踊らされた格好で、スニャン生活科学の株を買ったのです。
上がり続けた株価は、ある投資ファンドが大量の株を売って利益を確定させたため、暴落。
スニャン生活科学は、会社清算をしてしまいました。
オ・セヒョンが調べると、その投資ファンドは、スニャンの元財務担当者が大株主でした。
つまり、実績の無い会社の株価を、報道によって吊り上げておいて、売り抜けし、資金を手に入れたってわけです。
「スニャンの裏金を作っているということだな。」
と、オ・セヒョンは言いました。
その裏金で、スニャン物産の株を買い集めている事も判明。スニャン物産はスニャングループの中心となる会社です。
ヤンチョルは、経営権の承継準備をしていました。
そのための資金だったようです。
そのせいで、母のような小口投資家が犠牲になった・・・とドジュンは思いました。
ドジュンは会社にヤンチョルを訪ねました。
ドジュンは、スニャン生活科学を突然清算した理由を問いました。
ヤンチョルは、相変わらず予想外の事を言うドジュンを、面白そうに見つめました。
そして、言いました。倒れるフリをして生き残ったんだと。
予想通りだったとドジュンは怒りがこみ上げて来ました。
が、必死に感情を押し殺して言いました。小口投資家の被害は甚大だ・・・と。何の罪も無いのに・・・と。
ヤンチョルは、言いました。
「何故お前が庶民の心配をするんだ。お前が庶民になることなど、一生無い。チン・ヤンチョルの孫じゃないか。」
図書館でドジュンはソ・ミニョンとバッタリ会いました。
少し前、ドジュンはミニョンと会う約束をしていました。
が、アジン自動車の一件で急用が出来たドジュンが、連絡もせずにすっぽかしてしまったのです。
そのまま、連絡もしていませんでした。
ミニョンは、慌てた様子のドジュンを見ていたので、何かあったのではないかと、心配していました。
告白した自分をばかにしてるのかと、ミニョンは食って掛かりました。
ドジュンは、謝りました、自分が悪かったと。
「ばかになんてしてないよ。僕には資格が無いだけだ。」
ミニョンは、その意味が分かりませんでした。そりゃそーだ。
ソンジュンが、スニャン建設の常務になりました。
ヤンチョルの期待に応えたいと思っています。
そのためには、ヒョンミンと結婚することが必要だと考えました。
一方で、ファヨンの夫チェ検事は、市長選挙に出たいと常々口にしているのですが、ヤンチョルは認めないままでした。
ヤンチョルは政治家を嫌っているのです。政治家のせいでスニャンは何度も痛い目にあわされて来たからです。
「検事を辞めて政治家になるつもりなら、チン・ヤンチョルの婿の看板を捨てて自分の力で戦え。」
と、家族全員の前で言いました。
ファヨンは、いくら父親でもと、激怒しましたが、どうしようもありません。
Wカップを前に、ソウルでは新しい地区の開発が始まろうとしていました。
ヤンチョルは、それをソンジュンに任せました。
ドジュンは、次の投資先をどうするか、オ・セヒョンと討論していました。
その時思いだしたのです。
IMF通貨危機の後、スニャンの資金源となったのは、新ソウルタウン開発事業だったということを。
ドジュンは、同じ場所に、デジタルメディアシティーを造る計画を立てました。
その後に来る、韓国エンタメを中心とした発展を見越したモノです。
しかし、建設会社を持っているわけではありません。
で、ターゲットに定めたのが、ジェア建設。
オ・セヒョンはチェ検事に接近しました。
後援会長になりたいと言いました。選挙を後押しするということです。
その代わりに、スニャンが力を入れている開発事業を任せてくれと。
当然、ファヨンは断りました。父と闘って勝った人を見た事が無いからです。
だったら、チン会長に黙っていればよいのでは?と、オ・セヒョン。
その上、党の公認を得られるように、検事としての成果をあげられるよう、助言したのです。
それが、ジェア建設。
ジェア建設には、創業家による様々な違法な行為が疑われていたのです。
どんな圧力にも屈せず、捜査すると記者会見で発表し、その通りに有言実行したチェ検事は、一躍脚光を浴びました。
チェ検事は、市長選に出る事を発表しました。
ジェア建設の創業家が持っていた株は全てドンジュたちの会社が保有することが出来ました。
開発計画に参加することも可能になりました。
しかし、ヤンチョルが黙ってこの状況を見ている筈はありません。
すぐさま、チェ検事がスニャンを利用して、違法捜査を行ったと言う報道がでるようだと、党の上層部に言いましたよ。
党は、自分たちに被害が及ばないよう、公認を取り消すと言い出したのかな?
ファヨンは父の仕業だと察し、怒鳴り込もうとしました。
ドジュンは、それを抑え、チェ検事一人でヤンチョルと会うのが良いと思うと助言。
チェ検事は、恐怖に耐えながらも、ヤンチョルに逆らいました。
「財閥のスナイパーになります。」
そして、スニャン生活科学が、スニャンの裏金を作るための会社だったことを公表すると言いました。
どんな手を使っても・・・と。
ヤンチョルは、いつも従順なチェ検事の本気を見たのでしょう。
立候補することを許可しました。
これは、全てドジュンが指南した作戦でした。
ヤンチョルは一つ約束をしてくれと言いましたが・・・。どんな約束だったのかしら。
ヤンチョルは、チェ検事が1人の考えで動いているとは思えませんでした。
流石です。
イ秘書室長に、背後に誰がいるか調べるよう指示しました。
チェ検事は、見事当選し、市長となりました。
新ソウルタウンの開発の入札が行われました。
ジェア建設に決まりました。
ヤンチョルは、チェ新市長がその権限を持ってジェア建設に決めたと思いました。
すぐさま、チェ新市長を呼び、事情を問いただそうとしましたが、もう、ヤンチョルの顔色を窺ってびくびくする人間ではありませんでした。
ヤンチョル、ショックを受けました。
突然、ミラクル社に地検の家宅捜索が入りました。
新ソウルタウンの受注に関してソウル市長に賄賂を贈ったという情報提供があったと言います。
検察に呼ばれたオ・セヒョンの前に現れたのは、イ秘書室長。
「ミラクル社の大株主、真のオーナーに会いたいと、チン・ヤンチョル会長が言っています。」
ヤンチョルは、目の前に現れたのが、ドジュンだと言うのが、信じられない様子でした。
まさか、もう明かしちゃうわけ