レビュー一覧は、こちらから。
ぺ医師の執刀で、キム・サブの毛細管症候群の手術は成功しました。
かなりひどい炎症を起こしているのを、手術して初めて皆、知りました。
その間、ヤン医師はキム・サブの机を漁り、『多発性硬化症』と書かれたウジンの回答を発見しました。
そしてそれをト理事長に差し出したのです。
それを理由にキム・サブをトルダム病院から追い出すことができるのかと問うヤン医師。
確実ではないけど、切っ掛けにはなるとト理事長は考えました。
ヤン医師の手柄だと褒めました。
自分の取り巻きに加えようという言葉を与えました。
しかし、ヤン医師、イマイチ嬉しそうではありません。もしかしたら、ヤン医師もああ見えて根は純粋なのかもしれません。予想以上にパク院長に心酔しているのかも。
パク院長は、新たに辞職願を書き、トルダム病院を出て行こうとしていました。
その時、急患が。
キム・サブがいない今、ウジンでは手に負えない症状だと判明しました。
ウジンは病院を出て行こうとするパク院長の姿を見ました。
で、必死に追いすがったのです。
最初、パク院長は無視して行こうとしました。
でも、キム・サブの言葉が脳裏を過ったのです。
“また逃げるのか?”と言う言葉です。
医者としての使命感がパク院長の中で目覚めました。
引き返して、素早く治療にかかったのです。
お陰で患者は助かりました。
ウンジュは数日間の約束で本院に戻りました。
寂しい気持ちを我慢してウジンは送り出しました。
パク看護師とユン・アルムも可愛い恋人同士になりました。
見ててこちらまで笑顔になる2人です
キム・サブの手は順調に回復しています。
が、もうしばらく現場復帰は出来ません。
2日で戻ると言ってたウンジュが10日経っても戻って来ません。
周囲は、戻ってこないんじゃないかと敢えてウジンに言ったりします。顔には出しませんが、不安なのはウジンの方です。
でもね、ウンジュの気持ちは全く変わっていません。
オ医師に本院に残れと言われますが、自分を信頼してくれたキム・サブの元に帰ると言いました。
キム・サブの代わりに手術を引き受けていたパク院長。
すっかり表情が楽になったように見えます。
キム・サブは、パク院長はトルダム病院が似合ってると言いました。
一緒にやろう・・・とキム・サブが言いました。
2人の性格が違うのはお互い分かっています。しかし、どちらも同じ夢を持っていることが分かったのです。
政府支援の外傷センターの設立です。
手を組むことにしました。
性格の違いはあれど、2人とも一般的な医師とは違う“本当の変わり者”だから。
ト理事長が乗り込んで来ました。
ヤン医師やたくさんの理事なんぞを引き連れて。
勿論、キム・サブを追い出し、トルダム病院を潰すのが目的です。おそらく引導を渡すつもりだったのでしょう。
ト理事長はヤン医師が盗み出した『多発性硬化症』と書かれた用紙を突き出しました。
ヤン医師の仕業だと、キム・サブはすぐに察しました。
これで手術室には入れないだろ・・・とト理事長。
でも、キム・サブは言いました。毛根管症候群の手術は成功したし、多発性硬化症は軽傷だから薬で抑えられると。
が、そんなのは問題じゃありません。どんな軽微な事でも問題視しようと思えばできるわけですから。
「コサン大学病院とトルダム病院の人事権はコサン財団にある。」
と、勝ち誇ったようにト理事長が言いました。
ここでキム・サブは届いたばかりの封書から書類を取り出し、ト理事長に見せました。
医療法人の設立許可証でした。
『トルダム医療財団』の設立を許可するという内容の公的書類です。代表は、プ・ヨンジュ。キム・サブと記されていました。
つまり、その日からトルダム病院はコサン大学病院とは全く関係の無い独立した法人となったというわけです。毎年コサン財団から支援してもらうのも決まっていました。
亡き前理事長シン会長の遺言でした。
このところ、ト理事長が亡きシン会長の後継者であるシン・ヒョンジュンに連絡を取ろうとしていたのですが、全く会えずじまいになっていた理由が、ここにありました。
シン・ヒョンジュンは父の遺言に従って相続手続きをしていたのです。
ト理事長、結局、キム・サブを追い出すことも、トルダム病院の土地に上流階級向けの病院を設立する事も不可能になってしまったと悟りました。
荒れました。
ト理事長のあの暴れよう、初めて見ましたよ。
結局、ト理事長の周囲には信頼できる人は誰もいなくなってしまいました。
息子のインボムも、パク院長も、そしてヤン医師も・・・。
そして、ウンジュがやっとトルダム病院に戻って来ました。
本当にすっきりする終わり方でしたね。
パート3を待望しますが・・・如何でしょう。
登場人物全てがそれぞれの過去や悩み、苦しみを持っているのですが、トルダム病院で自らも少しずつ癒されながら、患者を治療していく姿。
性格の違いはありますが、患者に向かう姿勢は皆同じ。
これが本当にすっきりします。
お勧めですよ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます