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ジスとジェヒョンは、それぞれの息子に昔の話を聞かせました。
想いを残しながら、別れるしか方法が無かったことを。
まぁね、親の初恋の話を聞かされる息子も、辛いものがあるとは思いますけどね。
それが今、再燃してる状況下ではなおさらです。
いくら中学生と言っても、中学生だからこそ、理解出来ない事もあるだろうし、理解したくない気持ちにもなるでしょうし。
正直で居たいと言うジスとジェヒョンの想いは分かりますが、息子に重荷を負わせることになるのを分かった上で話したのかしら?と、思いました。
話す事が自分の心を軽くしたいがためだったら、ちょっと・・・ね。
話をされた息子たちは、何のコメントもしませんでした。
どう言えば良いのか分からないですよね。
でも、ジュンソは母・・・ソギョンのことが気にかかったようです。
だったら、母はどうなるの?と。
当たり前の反応ですよね。
ジス父が行方不明になりました。
施設から何度もジスに連絡を入れたようですが、携帯のバッテリーが切れてて、連絡がつかず。
で、以前ピアノを寄付したジェヒョンに連絡が入りました。
ジェヒョンは家の近くでジスとヨンミンを待ち、その旨を伝えました。
雨が降っているから・・・とジスは思いました。
以前にも何度か同じような事があったようです。
ジス父は、妻とジス妹が亡くなった日が雨だったこともあって、同じように雨が降る日には不安定になるようです。
ジス父が居たところは、病院の救急外来入り口。
百貨店崩落事故の犠牲者たちが運ばれた病院でした。
見つからない人も多かったのに、2人が見つかって良かった・・・と父は言いました。
だけど、会いたいよ・・・と。
ジスは父の肩を抱いて一緒に泣くしか出来ませんでした。
見つめるヨンミンも、そしてジェヒョンも・・・。
その夜、ジスはジェヒョンに正直に話しました。別れを決めた理由を。
起こった不幸の責任を、ジェヒョンに転嫁しそうだったからでした。
あの日、自分がジェヒョンの面会に行かなければ、母たちと一緒に居れば・・・と自分を責めたジス。
それでも悲しみは消えず、結局、その悲しみの責任を自分だけじゃなくジェヒョンにまで転嫁しそうだと思ったのです。
今回も同じでした。
ヨンミンが傷ついた今回の件でも、同じようにジェヒョンを恨んでしまいそうになっている自分にジスは気づいています。
子供たちも自分たちも、時間が必要だとジスは言いました。
ジェヒョンも同じ気持ちでした。
中学の校長は、チャン会長からヨンミンの退学を要求されていました。
そこまで・・・と校長には躊躇する気持ちがあります。
しかし、多額の寄付をするチャン会長の意向を無視することは出来ませんでした。
審議会が開かれることになりました。
それを聞いたヨンミンは、自ら退学を申し出ました。
自分がこれまで校内暴力を何度も訴えたのにも関わらず対処してくれなかったし、今回も、自分の言い分を全く信じてくれなかった学校の処分を受けたくはないと、ヨンミンは校長にきっぱりと言いました。
ジスは、ヨンミンの言う通りにしてあげました。
ヨンミンが自主退学を決めた理由は、校長に言った事だけではありません。
母がこれ以上苦しむのを見たくないからです。長引けば長引くほど、ジスが辛くなると思ったからでした。
本当によくできた息子ですよね。
ただ、ジスの初恋の人がジュンソの父親だと言う事に腹が立ったヨンミンでした。
セフンが弁護している5年前の労使対決で一人の男性が自殺した一件でも取り調べが始まりました。
ジェヒョンは準備してきた資料を全て検察に提出しました。
その結果、嫌疑なしということで不起訴処分となったのです。
当然、死んだ男性の父親とセフンは納得いきません。
自分が尾行されていることにジスは気づきました。
こんなことをするのは、チャン会長しかいないと思ったようです。
で、直接談判に行きました。
援助云々の話も、尾行も止めてくださいと言いました。全て違法行為です・・・と。
真っ直ぐに目を見て言い放ったジスに、チャン会長は呆れ、そして父親とは違うと感じたようです。
ジスはジェヒョンから5年前の一件を含む、知らない事実についての説明を受けました。
ここまでジェヒョンがチャン会長に反旗を翻す理由が分かりました。
ジェヒョン父も、5年前の事件で自殺した社員と同じ目に遭わされ、結局、自殺してしまったからでした。
最初は、父を恨んだジェヒョンですが、調べるうちに、父も社員もともにチャン会長の指示の元、自殺に追い込まれてしまったと分かったのです。
分かった時、ジェヒョンはチャン会長の代わりに服役する道を選んだのです。
チャン会長は、自分が死に追いやった人物の息子がジェヒョンだということを、今になってようやく知りました。
ジス父が検察を辞めるしかなくなったのも、もしかしたら、チャン会長が絡んでいるのかも。
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