秘密の扉 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤) | |
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嫁と孫の嘆願を、英祖はイライラしながら聞いていました。で、しょうがないなぁ・・・という風に、ホン氏のところに出て行きましたよ。
幼い孫が泣きながら座っているのを見たら、どうしようもありません。
再尋問を了承しました。
ジダムは、ホン氏に、捜査を手伝いたいと申し出ました。
証言だけで良いとホン氏は言ったのですが、ジダムは、義禁府の捜査をイマイチ信用できないから、自分の手で・・・と。
ホン氏も、納得しました。
で、許しを得て、ジダムはチェ・ジェゴンに会いに行ったのです。捜査を手伝いたいと。
ジェゴンは、その言葉は真意だと思いましたが、同時に、ソンに会いたいと言う気持ちがあるのも察してました。
おそらく、ソンも、ジダムの事は気になっていたでしょうからね。
「真犯人を捕まえて、世子様を救いだします。」
ジダムは、そう言いました。
ソンは、ジダムの事を妹でも見るように、とても優しい表情をします。
カン・ピルジェの遺体を見たジダムは、その残虐な拷問の仕方に覚えがありました。キム・ム・・・と。
あっという間に、キム・ムが真犯人だと目星がつきましたよ。
こうなったら、早いです。キム・ムの事がどんどん明らかになって行きますよ。
そして、とうとうキム・テクの隠し子だと言う事まで判明しました。
一方、ミン・ウソプを逮捕に向かったホン氏父。
途中で、老論派の邪魔が入ることをちゃんと予想していた世子嬪ホン氏。流石です。
本隊とは別に、囮となる隊を準備してました。そちらに、予想通り老論派が指図した輩が立ちはだかったのです。
その輩・・・西方コムゲたちは待ちかまえていた兵に取り囲まれ、また、ウソプも逮捕する事が出来たのです。
素晴らしい
切羽詰まった老論派。そして、英祖も・・・です。
英祖とすると、連判状の行方が気になるだけで。少論派に渡るくらいなら、老論派が持っている方が良いのです。
これまでと事情は変わりませんからね。
でも、少論派が手に入れたとなる、王としての地位も危なくなります。
キム・テクは、キム・ムを動かしました。
なんと、ムンスに手首を送りつけて来たのです。ナ・チョルジューっ
ムンスは、驚き、キム・テクに会いに行きました。二人の間で、この一連の事件の解決方法・・・いえ、正確に言うと、双方にとって都合の良い収まり方を交渉したのです。
自然な流れで真犯人を逮捕させるよう取り計らい、フンボクとジョンウンの死についての真相も明らかにするということをムンスは要求。
そんなのお安いご用ですよね、キム・テクにとっては。
そして、キム・テクの要求は連判状・・・です。
双方の間で、あれこれと交渉がなされ、事件はキム・ム一人に押しつけられる格好となりました。
キム・テクは、連判状の為なら、どんなものでも手放せる・・・とキム・テク。
ムンスは、実の息子まで・・・という複雑な表情でその言葉を聞いていました。
そう言いながらも、キム・テクは迷っていたようですね。
でも、派閥の利益を優先したのです。
兵がキム・ムのところに来る直前に、キム・テクは、事情を知らせ、逃がしてやりました。あれは、せめてもの親心?
キム・ムは、結局父と息子として名乗り合える事は出来なかったけど、自分への愛情は感じていたようです。実母への気持ちも。
だからこそ、ここまでキム・テクに尽くせたのですね。
だけど、連行されて行く時、キム・テクが追っ手であるホン氏父と話しているのを目撃。
その瞬間、父キム・テクの言葉が全て嘘だったと感じたようです。自分を利用するための言葉だった・・・と。
連判状は、キム・テクの手に渡りました。
尋問場に引っ張り出されたキム・ム。
素直に罪状を認めました。でも、誰に依頼されたのかと言う問いには、答えません。
前もってホン氏父とキム・テクは、キム・ムにはあまり話をさせず、拷問にかけ、その最中に殺してしまう計画だったようです。
依頼者に関して、口をつぐむキム・ムを、拷問に・・・とホン氏父が言い出しました。
その時、ソンが声をかけました。
キム・ムに近づき、なぜ依頼者を明かせない?・・・と言いました。
そして、小さな声で語りかけました。私は、依頼者が誰か知っている、息子になんてことを・・・と。
キム・ムの脳裏を、キム・テクとホン氏父の姿がよぎりました。
「依頼者は・・・。」
と、口を開きかけました。
少し、言い淀んだ瞬間、キム・テクが突然言いました。
「私です。」
えーっキム・テク、どうするつもり
居並ぶ老論派は勿論、少論派の面々も、英祖も、そしてソンもまさか・・・という表情です。まさか、キム・テク自ら白状するなんて思いもよらなかったでしょう。
でもねぇ・・・。流石ですわ、キム・テク。
一発大逆転を試みたんですよ。これは純粋な息子キム・ムの性格を熟知してるからのことだったんでしょうが。
自ら依頼者だと明かし、おまけに、父親だと言う事まで白状したキム・テク。
お涙ちょうだい話としてキム・ムの傍に同じように座ったのです。全ての罪は自分にある・・・なんて言っちゃって。
そんな父親の姿を見たら、純粋な彼は、これが真実だとは言えなくなりましたよ。
自分の為に、公衆の面前で、罪を認め、父親だと認めてくれた父を、どうにかして助けようと思ったのです。
父は自分の為に罪をかぶろうとしている、真の依頼者は、チョン・スンセだ・・・とキム・ム。
ソンは驚きました。
周囲は、これで皆が納得できる結論が出たと、ほっとしたような感じですが、ソンには納得できません。真実とは全く違う結論であっても、これで落ち着くなら、この結論でおさめてしまおうっていう面々なんです。
英祖は、これで一件落着だとソンに言い、もう蒸し返すなと釘を指しました。
でも、ソンには、例の連判状の内容が引っ掛かってて、フンボクがどこからその書状を手に入れたのか、見たのか分からない以上、これでおしまいにする事は出来ない気分だったようです。
トカゲのしっぽ切りのように、役目の終わったピョン・ジョンインやその他の者たちは罰せられ、ミン・ウソプの父であるミン・べクサンやゲヒは、結局無罪とされ、今までと何も変わらない結末となってしまいました。
あまりにも完璧な筋書きに、ソンは苦笑してしまうほどでした。
ソンは、牢のキム・ムに会いに行きました。
今からでも遅くない、真実を話せ・・・とソン。
でもね、キム・ムは知っていたのです。父キム・テクが名乗り出たのは、芝居だった・・・と。
孝行する価値などない父親なんだ・・・とソンは言いました。が、キム・ムの気持ちは変わりませんでした。
父親の真の姿を知っても、自分は利用されたにすぎないと知っても、殺人鬼と恐れられた自分を息子と堂々と言ってくれたこと、ただそれだけで良い・・・とね。
父と息子の関係を、ソンは改めて考えました。
自分と英祖の関係、そして、自分とサンの関係を。
サンと遊びながら、ホン氏に言いました。
「今後、今回以上に私が辛い目に遭ったとしよう。その時に、サンを巻き込むのは慎んで欲しい。サンは王子だ。王子ゆえに待ちうける苦難たるや相当なものだ。だから私たちは慈しんでやろう。サンが一日でも気づくのが遅ければ良いと思う。昨日の様な苦難に一生の間耐えなければならない運命だと。」
出来るだけ遅く気づいてほしい・・・。
ムンスに、散々嫌味を言う英祖。連判状を老論派に渡した事を・・・です。
ムンスは、きっぱりと言いました。
英祖は、歯止めが無いと暴君になってしまう・・・と。民の事を考えて、連判状を云々言ったのではないと、見ぬいてました。
全て自分が王座にしがみついて、権力をふるいたいからに過ぎない・・・と。
ソンは連判状のサインを調べ始めました。
そして、ほぼすべての号の主の本名を突き止めたのです。ただ、“竹波”以外は・・・です。
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