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花郎の中に王がいる・・・と指摘されたことで、周囲は騒然としました。
花郎たちは、本当に王がいるのか、そしているならば、誰なのか・・・と噂しきり。
ジディは、自分の存在に気付かれたことがショックでしたが、昔からこの日が来る事を想像しては来たようです。
刺客に殺されるか、王座につくかのどちらかだろうと考えて来たけど、いざ、その時が近いと思うと、殺されることより、王座に就く方が怖いと感じるジディでした。
アロも、ジディが心配でした。
長い間隠れて生きて来た王の悲しみや苦しみを少しは理解しているからです。そして顔も知らない王ではなく、目の前のジディがそうだと知っているからこそ、心配でした。
そして、ソヌは、マンムンを殺したのは、あのブレスレットをしていた王だと確信していますからね。王が誰か分かったら、殺す・・・とジディに言いました。
それを聞いた時、ジディは、唯一の友からの言葉に、やはりショックを受けてしまいました。その理由を知りませんよね、まだ。
花郎のメンバーは、それぞれに素性がはっきりしてる者が殆ど。
ジディとソヌだけがイマイチはっきりしないわけで。
そうなると、ソヌが王では?・・・という噂が独り歩きしました。
周囲は、ソヌを“王”として一線を引き始めました。
スンミョンは、ソヌに真っ直ぐに聞きました。
噂では、あなたが私の兄だとか?・・・と。
信じてるわけではあなさそうです。
ソヌは、スンミョンの腕を掴み、アロに矢を放ったのか?・・・と反対に問い詰めました。
勿論、しらばっくれましたよ、スンミョン。
「あんたが俺を誰だと思おうが関心はない。だが、今度アロを狙ったら俺が誰か思い知らせてやる。」
ジディと同じ台詞です。
この場面を、アロが見ていました。
スンミョンが、アロに対して二人の男性が同じような台詞を吐いた事に嫉妬しそうです。
パンリュは養父のパク・ヨンシルから、ソヌが王だと思うか?・・・と聞かれました。
そして、王かどうかを調べろと。
何故だと聞いたパンリュに、ヨンシルは言いました。
「私はお前を王にする。今の王がいる限り王にはなれぬ。」
この言葉、パンリュには思いがけないモノだったのでしょうか。養父の意図をこれまで知らなかったのでしょうか。
ハンソンは、悩んでいました。
剣術が苦手で、花郎としてやっていくには能力が不足している事を充分分かっていたからです。
兄のタンセは、自分と違ってとてもできがよく、比較される事も悲しく思っていました。
なのに、唯一の家門の跡継ぎということで、周囲からの期待も大きくてね。本当は星を見る事が好きな自分なのに・・・と。
で、剣術を指導してくれようとするタンセに反抗してしまいました。
でも、タンセからすると、全く反対です。能力に恵まれているのに、血筋が半分王族じゃないからというだけで差別されて生きて来た自分にとっては、ハンソンの悩みは贅沢に写るでしょう。
「恵まれている分、相応の役目を果たし、認めてもらうのだ。」
そう言って、逃げるハンソンを練習の場に引きずって行きました。
ソヌは、アンジ公にマンムンを殺したのは王だと打ち明けました。
王の顔を見たために、殺されたのだ・・・と。
ソヌは王を殺すと言いました。
アンジ公は、ショックを受けました。
そんな時、突然ジソ大后が家を訪ねて来ました。
ジソ大后は、ソヌをジディの身代わりにしようと考えていました。ソヌが王だと言う噂を聞き、ならば偽の王を立て、ジディの命を守ろうと思ったのです。
アロは、死に値する大罪を犯したが、ソヌが頼みを聞き入れたら、見逃そうと言ったのです。
受けたの?アンジ公。
怒りに震えていました。
妻も息子も殺した上に、娘まで殺そうとするジソ大后とその息子チヌン王・・・。
殺さなければとフィギョン公に言いました。
ウィファは、ジディが王だと察しました。
これまでのジディの言動を思い起こすと、合点が行きました。
ジディに名前の意味を聞きました。
『時代(ジディ)の申し子』だ・・・とジディは答えました。
ウィファは、ジディに最敬礼しました。
ジディは、突然の事に戸惑っていました。こういう礼を受けた事が無かったのですから・・・。
ジソ大后は、スホを呼びました。
ジソ大后に片思いしてるスホは、緊張して行きました。が、思わぬハプニングが起き、ジソ大后と距離が縮まりました。
ジソ大后は、スホにソヌを守るよう命じたようです。ソヌを王だと思わせるためですね。
そのソヌは、ジディを疑い始めていました。
ジディの言葉、そして、ブレスレットを拾った時の戦った相手・・・。
ジディが王だと思われました。
でも、自分を唯一の友だと言ってくれる友でもありました。王のことは、殺してやる・・・と思うけど、ジディは・・・ですよね。葛藤してしまうでしょう。
練習だけじゃなく、真剣勝負が必要だとスンミョンは言いました。
で、相手が死んでもかまわないという前提で、花郎同志で戦わせたのです。
ジソ大后、パク・ヨンシルたち大臣も出席しての行事となりました。
まず、スホとパンリュが戦いました。
スホの剣がパンリュのわき腹を斬りました。
流石に、スホも怯みます。気に食わない相手だけど、やはり同じ花郎としてやってきた仲間ですからね。殺そうとまで思ってるわけじゃありません。
その様子を見て、パク・ヨンシルが提案しました。
花郎同士では意味が無い。自分の護衛と花郎の代表と戦わせてみては?・・・と。
そして、代表に選んだのはソヌ。
ソヌが本当に王なのか、ジソ大后の反応が見たかったのでしょう。
ジソ大后も、そんな事、お見通しです。
腕利きの護衛相手に、ソヌは苦戦しました。
で、危機一髪・・・と言う時、ジソ大后が叫んだのです、止めよ・・・と。
パク・ヨンシルはこれが聞きたかったのです。
だけど、ソヌは止めませんでした。
そして、相手の髻を斬り落としたのです。
花郎たちは一斉に歓声を挙げました。
ジソ大后も満足げでした。
一瞬、不満そうな表情を浮かべたパク・ヨンシルですが、本来の目的である王の正体をつかめたことだけで満足だったようです。
「大丈夫か。」
と、ジディがソヌに声をかけました。
怪我をしたもんね。
その瞬間、ソヌは剣をジディの首筋に当てました。
なんの真似だ?・・・とジディ。
「お前か?お前が王か」
ジディ・・・白状しちゃう
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