レビュー一覧は、こちらから。
チョン医師は、異動を悩んでいました。
家族は一緒に住むのを希望しています。ソウルの病院なら、それが可能です。
お給料も上がるというのなら、問題はありません。
しかし、チョン医師は、悩んでいました。トルダム病院を離れ、キム・サブやスタッフたちと別れてしまうのは、心苦しいのと同時に、辛いのでしょう。
ト理事長は、今回のテーブルデスの一件を利用できると、すぐに思いつきました。
このミスで、パク院長は、自分に従うしか助かる道は無いと思うに違いないと踏んだようですね。生意気なパク院長を黙らせ、利用できると。
ト理事長はやはり元々パク院長を買ってたわけじゃなく、駒の一つとしてしか思ってなかったのです。
今まで勝手に動いてきた駒を、やっと自分の思うように扱うことが出来、本来の目的である上流階級対象の療養型病院の建設に取り掛かれると。
邪魔なトルダム病院を壊して・・・。
ソンセンター長を中心に据えた、調査団を即派遣して来ました。
その一員が、ト・インボムだったのです。
ト・インボムは本院にいますが、所属はトルダム病院だと認識しています。本院には出向していると言う考えなんです。
だから、調査団の一員とはいえ、トルダム病院の危機を見て見ぬふりは出来ませんでした。
口実は、テーブルデスです。しかし、本当の目的はトルダム病院の経営等を細かく調査し、潰す理由となる事を探し出そうと言う事なんです。
それを、調査団が到着するより先に、前もってキム・サブに伝えに来たのです。
「パク院長を捨てれば、トルダム病院を救えます。」
と、インボムは言いました。
調査団が来ると言う話を聞いたヤン医師は、シム医師に知らせに行きました。
そして、何としてもパク院長を守らなくてはいけないと言ったのです。
それはつまり、嘘をついてでも・・・と言う事です。
シム医師にその気は全くありません。真実を話すつもりだと言い切りました。
ウンジュは、自分に好意を示していたカン・イクジュンが手術中に亡くなったと聞き、ショックを受けました。
昨日まで明るく話をしていた人が、今日には冷たい遺体となってしまったのですから。
そんなウンジュに一人の男性が声をかけて来ました。
イクジュンの兄でした。
イクジュンが手術前に注文していたお菓子を差し出しました。ウンジュのために注文していたものでした。
ウンジュ、冷たくあしらった事を後悔しました。
救急室に患者が搬送されて来ました。
チョン医師とウジンたちが必死に処置を開始。
そこに、インボムが。
ウジンとインボムは、初対面ですが、なーんとなく張り合ってしまってます。
しかし、患者を助けたいという気持ちは同じ。協力して治療に当たりました。
インボムが敢えて挑発するような言動をとったのは、ウジンの実力を見たかったのです。
キム・サブは嬉しそうに見つめていました。
ところで、インボムとユン・アルムはどうも従兄弟同士か幼馴染のようですね。
インボムがトルダム病院の情報に通じているのは、アルムから詳細な連絡を受けているからでした。
でも、周囲には内緒にしています。
キム・サブはぺ医師がウジンの借金問題を解決したと気付いています。
人と関わるのが嫌で、トルダム病院に来たぺ医師が、何故?と思いました。
で、本人に問いましたが、ぺ医師は誤魔化そうとしました。
ぺ医師がウジンの不幸な境遇を知っていると言う事も気づいています。
その上で、ウジンとの関係を問いましたが・・・。話したのかしら、ぺ医師は。
チョン医師は、意を決してキム・サブに異動の事を相談しようとしました。
ところが、調査団からの呼び出しがかかっちゃってね、キム・サブに。
話す事が出来ませんでした。ほっとした感じです、チョン医師。
調査団が到着しました。
調査団は、パク院長、シム医師とオ看護師長、ヤン医師とウジンと言う風に分けて聞き取りを開始しました。
ウジンの調査にはインボムが当たりました。
助手になった経緯等を聞かれました。
シム医師には、危険な持病が発見されたにも関わらず手術を許可した理由等が質問されました。
シム医師は、持病に気が付いていたので、危険だと何度もパク院長に言ったと答えました。
すると、執刀医に強要されたのかと問われました。YESと答えたのでしょうね。
調査員は、シム医師のプライベートにも踏み込んだ質問をしました。今回の問題には全く関係が無いのに。
同席していたオ看護師長は、シム医師の辛い過去を聞く羽目になってしまいました。そんな事を口にした調査員に腹が立ってきたようです。
キム・サブは院長室に呼ばれました。
ソンセンター長と調査団の弁護士たち、パク院長、そして内科医がいました。
パク院長は、スタッフの発言にいちいち反論したくないから、ノーコメントだと言いました。
これは、シム医師の返答に対するものですよね。
しかし、調査なので、きちんと答えてほしいと言われ、渋々・・・と言った体で口を開きました。
「私は麻酔科医に対して強要など一切していません。内科に対してもそうです。」
確かに、直接シム医師に話しはしていません。でも、ヤン医師をそう仕向けましたよね。内科医に対しても電話で強く指示しましたし。
シム医師とパク院長の話は、全て相反するものでした。
が、内科医はパク院長から言い含められていたのでしょうね、特に反論はしませんでした。
ヤン医師は、パク院長を庇う発言をしました。
危険だと分かってて、財閥の息子を手術すると思いますか?と、声を荒げました。
しかし、そこでウジンが言ったのです。
「国防長官の手術にも失敗し、何の成果もあげてなかったんです。成果が欲しかったんじゃないですか?」
当日、助手を替えるほどに追い詰められていたんじゃないですか?と。
これは真実だと思います。
ウンジュが切りつけられても表ざたにしなかった事、医者の引き抜き工作にも関わっていたし・・・と全てをばらしたのです。
ヤン医師は激高してウジンにつかみかかりました。
そして、ウジンの品行が良くない事で解雇したのを逆恨みして嘘を言ってると、叫びました。
インボムは、冷静に言いました。
「私情は持ち込めない場です。患者が死んだのですから。」
これにはヤン医師も黙るしかありませんでした。
インボムは、ウジンに個別に聞きました。
あそこまでパク院長を悪く言う必要があったのか?と。
「パク院長を見捨てれば、トルダム病院が助かると言ってたじゃないですか。だから、わざとけなしたんです。」
インボムがキム・サブに話していたのを、聞いていたんです、ウジンは。
「キム・サブが一番嫌うのは政治的なことだ。人を陥れてけなして目的を達成するのは同じ事だ。不満は本人に言え。」
出来ません・・・とウジン。相手は院長で自分はフェローだからと。
「分かってるなら冷静になれ。感情的になったら終わりだ。」
と、インボム。
「悔しさを前面に出せば説得力に欠け、威力もなくなる。どこまでが真実なのか分からなくなるから。」
自分のやり方が間違っていたかもしれないと、ウジンは感じたようです。
でも、トルダム病院も、キム・サブも何としても自分が守り抜くと固く誓いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます