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結局、ソ・ヒョンギュは誰も信じたりはしない人間なんでしょう。
信じてると思わせておいて、自分の都合で上手く利用することしか考えていないのでしょうね。
だから、決してオ・ドファンを信じて雇い入れたわけではなく、その方が都合が良いと思っただけなんでしょうね。
オ・ドファンに渡した拳銃に弾は込められていませんでした。
銃口を向けられても、冷静だった理由がそこにありました。
そして、ソ・ヒョンギュは胸元から実弾の入った拳銃を取り出し、ジョンに向けたのです。
勿論、手下たちも忍ばせてありました。
ジョンとオ・ドファンは縛り上げられ、水槽に沈められそうになってしまいました。
が、命がけの足掻きで、2人は水槽から脱出。
見張ってた手下たちをやっつけて、脱出成功しました。
すぐさま、書庫の証拠書類を押収しようとしたのですが、その時には既に運び出されてしまっていました。
がっくりするシン検事に、ジョンが言いました。すぐに追いかけようと。
ちゃんと別の手も打ってあったのです。
勿論それはジュンドやウンジ、チョルギの別動隊です。
追い詰められて燃やそうとしていた証拠書類を、しっかり押収することが出来ました。
そして、ソ・ヒョンギュを逮捕したのです。
裁判が始まりました。
担当検事は、ジョンとシン検事。
ソ・ヒョンギュは被告人でありながら、自らの弁護もすると言い、弁護士を別に雇っていません。
まぁ、助かるためには、自らが犯して来た様々な罪を説明しなくては弁護方法を考えられないでしょうから、先の事を考えたら、自分の首を絞める材料を他人に渡すよりは、全てを承知している自分が自分の弁護をすることが最適だと考えたのでしょうね。
傍聴席には、ソ・ヒョンギュ派の法曹界の面々。
この期に及んでも、彼らはソ・ヒョンギュが負けるなんて考えていないようでしてね。
ジョンたち検察が無謀な戦いを仕掛けてると考えているようです。
確かに、ソ・ヒョンギュは、ジョンにあれこれと指摘されても、余裕の態度でそれらについて否認、或いは弁明しました。
キム元検事長が証人として出廷しても、テ室長が証言しても、いっさい怯まないソ・ヒョンギュ。
想定内だと言うばかりに、反論の証拠を用意していました。
書庫の書類に関して、ジョンが質問しても、一切知らぬ存ぜぬの態度です。
流石にジョンも行き詰ったかに見えました。
しかし、次の証人の登場は、ソ・ヒョンギュも予想していなかったようです。
ソ・ヒョンギュは(勿論、私も)次の証人はオ・ドファンだと思っていました。
が、登場したのは、誰も予想していなかった人、パク室長だったのです
なんと、パク室長、生きていました
ソ・ヒョンギュ自ら手を下した・・・と思っていた殺人事件で、後始末を命じらっれたオ・ドファンは、現場でパク室長がまだ生きている事に気づき、秘密裡に匿ったのです。
知っていたのは、オ・ドファン以外には、ジョンのみ。
意識が戻った時、パク室長は、キム元検事長に、自分が死んだと伝えろとジョンに言いました。
そうすることで、キム元検事長も動揺し、ソ・ヒョンギュの弱点を口にするはずだと。
その通りになりました。
被害者自らの証言は大きいモノでした。
おまけに、凶器も提出しました。
ソ・ヒョンギュが始末したと思っていた凶器は、偽物だったのです。
現場から持ち出し、コインロッカーに入れてジョンに渡したのもオ・ドファンでした。
しかし、ジョンが持っていては奪われる危険があるということで、偽物を準備しておき、本物はオ・ドファンに保管してもらっていたのです。
偽物を手に入れたソ・ヒョンギュは、まさか本物が別にあるとは思って無かったのです。
その凶器からは、パク室長の血液とソ・ヒョンギュの指紋が検出されたという報告書もジョンは提出しました。
流石に動揺し、それでも足掻こうと策を弄そうとするソ・ヒョンギュ。
が、ジョンはそれを許しませんでした。
言葉を遮り、死刑を求刑しました。
ソ・ジハンも、パク・イェヨン殺人事件の真犯人として逮捕されました。
ジョンは、書庫の書類の中に、父の事件の書類を見つけていました。
やはり、都合の悪い記事を書いたジョンの父の口封じをしたのです。
パク室長の家族の死も、予想通り、ソ・ヒョンギュの指示でした。
その書類には、破れた名刺が添えられていました。
あと半分は、ジョンが大切に持っていました。愛用の木刀に布を巻いているのですが、その中に巻きこんであったのです。忘れないために、失くさないために。
倒れた父は、ジョンに必死にその名刺を渡しました。
撥ねたトラックの運転手がジョンの手から、奪おうとしたのですが、ジョンが必死に握って離さなかったため、破れたモノでした。
合わせてみると、そこに書かれていた名前は、『ソ・ヒョンギュ』。
ジョンは、パク室長から、書類の中にジョン父の事件の物が無かったかと聞かれ、無かったと答えました。
ずっと、パク室長が、ジョン父の死を自分の責任だと悔いてきていたのが分かっていたからでしょう。
一瞬、ほっとしたようなパク室長でしたが、ジョンが嘘をついたと察しているんじゃないでしょうかね。
全てが正常に動き始めました。
シン検事は部長検事に昇進しました。
オ・ドファンは、弁護士資格をはく奪されたのかな?
でも、収監されることは無いようです。
そして、ジョンは、また民願奉仕室勤務となりました。
一般的なやり方では限界がある事件を、ジョンなりの方法で解決させようという上の判断のようです。
それは、ジュンドやウンジ、チョルギを含めての方法です。
すっきりしましたね~っ
勧善懲悪ってこういうことよと言いたいです。
お勧めです
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