そして、
「SUGA:Agust D TOUR “DーDAY” in JAPAN」
じっくりと見ました。
BTSのj-hopeでもSUGAでもない、一人のアーティストとしての姿を見せてくれました。
パン・シヒョクPDから、自分で全てやってみるかと聞かれ、頷いたj-hope。
「前作の自分はまだ箱の中にいた。これが本当の自分の姿なのかと疑っていた。でも、これも僕だから、否定したくない。その姿も残しつつ、成熟した面も見せたい。時間が経って出て行くとき、箱の外で経験した話をしたい。」
そう語り、一から自分で始めたのですが、眠れない程大変だったとか。
ただ、好きだからやれるんだと。
そして、皆、BTSのj-hopeは知ってるけど、どんな音楽を作って、どういう過程で曲が生まれ、ステージが出来るか、プロモーションがどう行われるか知らない。
だから、細部まで分かるよう、記録に残したかったと言いました。
彼自身がカメラを回したシーンも多々ありました。
「ソロ活動をしてるけど、相変わらず皆で過ごしてる気分だ。過ごす場所が違うだけ。」
「僕の20代は全てBTSです。永遠にやるのは難しい。だからこそ新しいことを感じてくることで、よりチームの大切さに気付けると思う。結束も固くなると思う。」
行き詰まり、悩みながらも作業を続けます。
そして、たまの息抜きに実家に行き、家族と過ごすひととき。
息子の顔になっていましたね。
そして、見たかったリスニングパーティの様子。
メンバーや業界関係者が集まってのパーティは、本当に芸能人、スターって感じ。
アメリカの音楽フェス「ロラパルーザ」のトップを飾ったわけですが、流石のj-hopeも、緊張の色が隠せない状況の時、ジミンが現れるんですよね。
その時、やっと緊張が解けて、いつもの彼に戻っていました。
やっぱり、メンバーの力って凄い
素晴らしいステージだったことは言うまでもありません。
夢が叶い過ぎて、今のところやりたいことも話したいことも無いと言うSUGA。
それが問題だし、悲しいと。
ソロアルバムは、3部作で終わらせるつもりだったそうです。
「Agust D」は、不安な気持ちを表現した。そうじゃないと、BTSの名分が立たないとと思ったから。
「D-2」では、不安が落ち着いて過去と現在を行き来してた。
そして今回は、そのすべてを扱いながら、メッセージを伝えたかったと語りました。
生まれ変わったら石ころになりたいと以前言ってたSUGAが、旅に出ます。
会いたかった人に会い、行った事が無かった場所に行く旅です。
自分は出歩くのが好きじゃない人だと思ってたと、SUGAは言いました。
どうして自ら足かせをかけてたんだろう・・・と。
旅して良かった・・・と、しみじみ言いました。
ここでもジミン登場
作業中のSUGAを訪ね、製作途中の曲を聞かせてもらいます。
ジミンって、本当にメンバーを癒すキャラクターを持ってますよね。
「D-DAY」とは、ネットによってたくさんの情報を目にする今から解放される日と言う意味だそうです。
あの人より成功しないと・・・と言う気持ちが今までの原動力だったことは確かだけれど、もう疲れたと言いました。
そう言う否定的が考え方から解放される日を、DーDAYにしたいと。
SUGAは一人で作詞し、作曲し、編曲まで手掛けます。
でも、仲間たち、そしてミュージシャン仲間、先輩アーティストの話を聞き、影響を受け、話し合いながら一つの曲を仕上げていきます。
それがとても楽しそうです。
そして、やっぱり、何と言っても坂本龍一との対面シーンは、泣けて来ました。
今だからこそ分かる、坂本龍一の姿。
一ファンの顔になるSUGA。
一生懸命言葉を尽くして、自分の思いを坂本龍一に語ります。
そんなSUGAを、温かい眼差しで見つめる坂本龍一。
別れた後、呟くように体調を気遣うSUGA。
泣けますよ、やはり・・・。
私の半分ほどの年齢の彼らの言葉が、行動が、考え方が心を打ちました。
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