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ジウンという女性が20歳の誕生日に拉致され、殺されました。
遺体の口が切り裂かれると言う猟奇的な犯罪です。
担当はムヨン署の強力班。
そこの刑事がリュ・ソンジュン=テギョンssi。
昔から喧嘩っ早く、容疑者に暴力を振るってしまうことも度々あります。
ソンジュンの兄は、リュ・ソンフン=ハ・ソクジンssi。
地裁の判事です。
公私の区別をつけ、不正を断固として許さない信念の持ち主で、将来の最高裁長官とも目されています。
どんな親しい間柄だろうと、請託を受ける事はありません。
弟のソンジュンに、取り調べ中に暴力を振るわれてけがをしたとチラつかせ、情状酌量を求めようとする元先輩判事の話すら、突っぱねるほどです。
アッパレです
彼らの両親も、共にりっぱな肩書を持った人たちです。
父は最高裁判事。母は今度福祉部長官に指名されました。
兄のソンフンは言う事無しですが、ソンジュンは問題ばかり起こすので、両親も頭が痛いところです。
兄との差が目立つせいか、ソンジュンは実家では借りて来た猫のようにおとなしく、居心地が悪そうに見えます。
今、ソンジュンとソンフンは実家を出て2人で暮らしています。
今回の事件の被害者ジウンの父親はペク・ムンガンと言い、食品会社を経営しています。
一人娘を無残に殺され、打ちひしがれています。
妻も、精神的に不安定になっています。
捜査は難航していました。
ソンジュンは、検死結果から、犯人は刃物の扱いに慣れた人物ではないかと考えました。
で、ペク社長に思い当たる人物はいないかと聞いてみました。
ペク社長は、いないと言いましたが、妻の方が誰かを思い浮かべたようです。
防犯カメラの映像が見つかり、社員のチョン・マンチュンという人物が容疑者として浮かび上がりました。
そして、ソンジュンが逮捕したのです。
取り調べで、チョン・マンチュンは否認し続けました。
開き直ったような態度で、早く裁判にかけろと言いました。
そして、国民参加裁判を要請したのです。
担当となったソンフンは、それを受理しました。
それによって、9人の陪審員が選ばれました。
その一人が、チョ・ウンギ=チョン・ウンジさんでした。
裁判が始まりました。
チョン・マンチュンが犯人と目される大きな証拠に、防犯カメラ映像がありました。
それには、チョン・マンチュンがナイフを被害者の首筋に突きつけて壁に押さえつけている姿が映っていたのです。
チョン・マンチュンは、理由を聞かれ、ペク社長が給料を払ってくれないからだと答えました。
しかし、ナイフを首筋に当てただけで殺してはいないと無実を主張したのです。
証明できると。
あの日、自分以外にも人がいたんだと。
逃げ出した被害者が、近くに停まっていた車に逃げ込んだのですが、その車の運転席に座っていたのは、ソンジュンだと言いましたよ
「リュ・ソンジュン刑事が殺したんだ」
えーっ
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