Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

やまとたける

2008-07-06 | ツーリングレポート
蒸し暑い日でした

パソコンを見ていたら、「日本武尊琴引原白鳥陵」が奈良県御所市にあるらしい
家から40分くらいで行けそう、2時過ぎにジェベルで出かける。

ヤマトタケルは日本神話の中で有名な英雄である。


御陵は御所市東部の山際の小高い杜にありました

        
正面には白い花が咲いていました、日本武尊を偲んで咲いているのでしょうか


「日本武尊琴引原白鳥陵」と刻まれていました


白鳥陵正面の案内板には次のように記されている

日本武尊・白鳥伝説
「古事記」・「日本書紀」によれば、日本武尊は父の景行天皇から熊襲・出雲を征討するよう命じられ軍政もないまま西国を平定、やっとの思いで大和に帰ってくるが、すぐさま東国の蝦夷を征討せよと命ぜられた。幾多の苦難の末、東国を平定されたが、大和へ帰る途中、伊吹山の神との戦いに敗れ、傷を負い、能褒野(三重県亀山市)で故郷を偲んで

      大和は 国のまほろば たたなづく 青垣山隠れる 大和し美し

 と歌い崩じられたので御陵を造り葬ったところ、白鳥となって大和へ飛び去り、やがて白鳥は琴引原(ここ御所市富田)に留まった。そこに御陵を造ったところ、再び白鳥が飛び立ち、河内国の旧市邑(ふるいちむら・大阪府羽曳野市)に舞い降りたのでその地にも御陵を造った。その後白鳥はついに天高く飛び去ったという。



御陵へ登る階段には、盛りを過ぎたあじさいが何か寂しげに咲いていました


中央が白鳥陵
国道309号線から少し東へ入った水田と民家の奥に日本武尊の魂はひっそりと約1900年の間眠っているのでしょうか

古代に思いを馳せた蒸し暑い日の午後でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする