坂下宿は鈴鹿峠の東麓に位置し、江戸時代には、東海道五十三次の江戸から数えて四十八番目の宿場町として、鈴鹿峠を往来する人々でにぎわいました。
とにかく針TRSへ出勤です。
名阪国道をひたすら東へ ~三重県亀山市加太の板屋ICで降りて旧25号線に入り ~国道1号線 ~坂下宿へ向かう
旧国道25号・亀山市関町にて JR関西本線
この鉄道のおかげで坂下宿は終わってしまったのか?
坂下宿は
江戸時代後半には本陣3軒、脇本陣1軒、旅籠48軒を数え、東海道有数の宿にあげられます。 明治23年(1890) 関西鉄道の開通による通行者の激減とともに宿場としての役割を終えました。
立派な門の法安時
道路拡幅によって往時の景観は失われ、現在は石碑が寂しそうに佇むのみ
大竹屋は、間口十三間半(約24m) 奥行25間(約45m)もあったとのこと。
岩屋観音
建物の左に清滝があり、葛飾北斎の 「諸国滝めぐり」 にも取り上げられている
鈴鹿峠に向かってもう少し歩く
昔の街道は、国道1号線に沿ったり離れたり
山の中の坂道を上って行けば片山神社
その由来が古代にさかのぼる延喜式内社である
石段と高い石垣 でも建物はない、2度の放火により本殿も社務所も焼失したとのこと
神社前には 「鈴鹿流薙刀術発生之地」 の大きな石碑
そして、ここから鈴鹿峠に向かって勾配がきつくなってゆくようだ、今日は諦めて引き返す
また 元気な時に挑戦しよう!
往路を引き返して針TRSに到着
本日の走行距離は 199Km
ツーリングというより、坂下宿をうろうろ歩いた時間の方が長い一日でした