Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

廃校後30余年の大塔村立阪本小学校跡へ

2020-03-24 | 奈良県南部
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奈良県五條市大塔町阪本、元小学校の校舎は山の斜面の木々に囲まれて静かに寂しそうに佇む、

春の陽射しは暖かそうに降り注ぐが、吹く風は冷たく体感温度はかなり冷たい。


1873年6月創立の村立阪本小学校は、1987年に辻堂小学校と統合して大塔小学校となり他の地に移転した。 その後30余年、 子供のいない校舎はそのまま静かに佇む ・・・・




途中、五條市西吉野町賀名生の皇居跡にて  シダレ桜は見頃になってきました




国道168号線沿いの道の駅 「 吉野路大塔 」




以降 阪本小学校跡です


創立百年記念碑
この碑が建てられたのは1973年だから、すでに47年経過、 クネクネの坂道を上って グランドへ入ったらすぐ横に建っている



プールの水面は、山の木々・青空&白い雲を映してる



校舎へ行くには、苔の生えた石段を上がって行く、途中で曲がって急坂の石段を上ったら校舎の玄関
グランドから校舎まで行くのに100数十段の石段だ!




山の斜面に建てられているので、玄関前はすぐに石段






校舎の裏手はすぐに山の斜面



まだ上にも建物がある、教職員用の住まいか?



玄関の引き戸は木材製、当然立ち入り禁止だ
なぜか? 玄関に大きなストーブが置いてある、廃校当時のままであろう、サビ錆で幾星霜



中へ入れないので、覗ける所から撮影する




朽ちてゆく床に地球儀がひとつ




別棟の便所には 「 せっちん 」 「 はばかり 」 の木札がかかっている、 「 便所 」 も当然あったけれど




教職員用の住まいらしき建物を見に行く、
サッシの玄関は空いている、中を覗いたら床が抜けかけて傾いている



前を見れば、校舎の屋根と向こうに山並み




少し下って下から校舎を見る


陽が射したり、陰ったりでかなり寒い、廃校の寂しい姿を見るのには、もの悲しくてちょうどよい条件なのだろうが、風邪をひきそうだ

ヘアピンカーブの急坂道を下って国道へ戻る






赤い橋は、天の川に架かる国道168号線の大塔橋
新しい橋を造る工事中のようです、左( 南側 ) は山なのでトンネルを掘るのでしょうね




大塔橋より
阪本小学校は、つづら折れ坂道を登っていった先にあるのです、ヘアピンのカーブ&急坂道で軽四でも曲がりにくい道でした。


山村の学校にしてはわりと大きな校舎です、
あちこちの小さな集落から 歩いてきて ~ ヘアピンカーブの坂道をのぼって ~ グランドへ入り ~ 百数十段の石段を登って、やっと校舎へ到着

当時の小学生は、毎日 こんな路を通学していたのでしょうねぇ~  

現在なら、保護者から 「 児童虐待ダッ! 」 と言われるかもしれないような環境かも?




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1 コメント

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Unknown (紅白の隼の嫁)
2020-03-25 15:19:08
47年も過ぎてから立派な石碑が立てられたんですねぇ。 教職員の住まいもあり当時は大勢の子供たちで賑わったのでしょうね😃プールの水がそのまま置かれているのにはビックリしました❗出入り口に置かれたままのストーブになおビックリです❗どうして片付けないのでしょうか?建物を再利用するとか何か手立てはないのでしょうか?朽ちていく地球儀がなんとも哀れですね   
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