マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

美人林の住人たち

2010年08月20日 | 散歩写真







さらに美人林の続きです。(これが最後ですが)

溜池の水位を調整しているダム状の土手があります、そこが池を眺める展望スポットにもなっています。
そこで、家族や親戚と美人林の素晴らしさを一しきりおしゃべりしていました。
突然、子供が「あっ、何か飛んだ」と言って溜池の方を指さしました。
子供は恐ろしく視力が良いので、その小さな物体を視野に捉えることができたようです。
子供の指先をガイドにして、レンズをズーミングしてファインダーを覗いてみました。
その小さな物体は、池に飛び出た枝に止まったカワセミでした、まさか美人林の中で鳥の宝石と言われるカワセミにめぐり合えるとは思っていませんでした。
しばし観察していたら、突然水の中に飛び込んだかと思うと飛び上がって、元の枝に戻りました。

カワセミのエサ採りは恐ろしく速いとは聞いていたのですが、実際にお目にかかったのはこれが初めてでした。
よく、カワセミが水に飛び込んで餌を採っている写真を見ますが、とても私の腕では撮影出来ないなと感じました。
カワセミの習性を知り尽くして、被写体のカワセミと仲良く(警戒されないように)なって、チャンスを求めて通った上でモノに出来る写真なのでしょうね。
(※ 一番上の画像は、カワセミを写した様子です。カメラは標準ズームレンズを付けた状態だったので、これが精一杯クローズアップした状態です。真ん中に、翡翠色の小さな個体が見えると思います。)

池には、色鯉や金魚(鯉の小さいやつかも)が泳いでいました。
多分、誰かが放したんだと思いますが、せっかくの自然豊かな景色にちょっと水をさしたように感じました。

あと、子供がトノサマガエルを見つけました。
子供の頃はよく見たカエルなんですが、最近は数を減らしていると聞きます。
相当暗い状況だったのでフラッシュを使いましたが、トノサマの名前通り良きにはからえと落ち着いた風情でした。
この溜池で生まれ育ったトノサマガエルなのかも知れません。




















コメント
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