日中の暑さは、中々和らいでくれません。
辛抱強く、涼しくなるのを待つしかなさそうです、それにしても暑さにうんざりです。
一番上の写真は、新潟県庁方面を見て撮影したものです。
写真の真中に、かすかに山の頂が見えると思います、これが先日634メートルの標高を持つ山だと紹介した弥彦山です。
新潟平野からは、弥彦山方面に余程の障害物が無い限り、どこからでも山頂を望むことができます。
弥彦山山頂へは登山道路が通じていますので、今はどなたでも登ることができます。
でも、道路を開設した時点では、ここは弥彦山スカイラインと言う名前の有料道路でした。
海岸部分を走っている分には、海岸の奇岩や日本海の眺めを楽しむことができます。
個人的には、山頂の登り部分を走行すると、いわゆるカーブ連続のワイディングロードで、運転を楽しむには良いのですが、眺めは余り良く感じません。
もちろん、山頂へ登れば、新潟平野の独立峰ですから、ほぼ360度の視界が楽しめます。
新潟県には、もう一つ有料道路(新潟県が作って運営していた)がありました。
こちらは、奥只見シルバーラインで、魚沼市湯之谷から奥只見ダムまで通じていた有料道路です。
この道路は、眺めもへったくれもありません、何せ道路のほとんどがトンネルなんです。元々は、奥只見ダムを作るときに資材を運ぶために作られた道路を新潟県が譲り受けて有料道路としたものです。
元の素性が素性なので、トンネルも綺麗に掘ってなくて、素掘りのトンネルの趣があります。
道路が広くない上に、素掘りに近いトンネルですから、何となく圧迫感を感じて、ハッキリ言って運転するのは怖かったです。
ただし、こちらも奥只見ダムサイトへ到着すると、眺めは素晴らしいです。
特に、春先の新緑と、秋の紅葉は一見に価すると思います。
何となく、道路の終点は眺めが良いと言う、共通した有料道路の様に思いました。
開通した頃は、結構利用者が多かったらしいですが、結局儲けを出すほどには至らなくて、最後は通常の道路に変更して補助金をもらったほうが運営経費が安いので、一般道路へ変更したと記憶しています。
なので、現在は「タダ」でどちらの道路も楽しめます。
まあ、どちらもお役所がやった、武士の商法みたいなものですね。
夕方、やすらぎ堤を通過したら、まだ暑さが残っているにもかかわらず、信濃川の水面では学生がボートの練習に明け暮れていました。
夕陽が沈む反対側に建っているビルに夕陽が反射して、その光が信濃川の水面に再び反射して綺麗でした。
今日は、反射がダブルで見ることができました。