

今日の降水確率は、すごく低い予報でした。でも、朝はどんよりとした曇り空で、怪しかったんです。
直ぐに空模様が回復してゆくのかと思ったら、午後に入っても同じような曇天です。こりゃ、予報が外れたかなと感じました。
でも、結局は雨は落ちてきませんでした。暗くなってから、雲が切れて青空が広がったようです。星が輝いていました。
先日、「暴力装置」なる言葉が物議を醸し出しました。政治的な話は別にして、この言葉を聞いたとき、不思議な感じがしました。
軍隊をこんな表現で、よどむことなく答弁したのが不思議でした。
今朝、ラジオを聴いていたら、「暴力装置」の引用元について解説していて、それ聞いてスッキリしました。
「暴力装置」なる言葉は、マルクス(あるいはレーニンだったかも)の著作を翻訳した言葉だと言っていました。
この言葉は、決して軍隊を揶揄した表現ではなくて、定義(社会科学的?)として使われている言葉だと説明していました。
物議を醸した主は、東京大学を卒業して、弁護士を経験して、官房長官にまで上り詰めた人です。しかも、sengoku38(左派)と揶揄されたほどですから、当然マルクス・レーニン関係はシッカリ勉強していたようです。
実は、「XX装置」と言う表現は、先日読んだ本の中で出てきたので、暴力装置という言葉を聞いたとき、こんな言い方もあるんだと感じたんです。
読んだ本は、「読書と社会科学 内田義彦著 岩波新書」です、そこで出てきた言葉は「概念装置」と言う表現です。
こんな遠因があったので、「暴力装置」なる言葉に違和感を感じてしまったわけです。
面倒な本を読んでいるなと思うかも知れません。決して、社会科学を勉強しているわけではありません。私に取っては、この手の本は睡眠薬なんです。寝る前に、小難しい本を読むと、直ぐに夢の世界がお迎えに来てくれます。まあ、5ページも読めば夢の世界ですね。だから、読み終わっても、本の中身は全然身についていません。

