マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

札幌市電の思いで

2015年07月03日 | 北の大地





1982年、私が札幌市へ暫く滞在していた時、一番利用した交通機関は札幌市電でした。
何せ、当時住んでいた住所が市電の駅に近かったので、札幌中心街(すすきのや大通公園など)へ出る時には必然的に利用しましたから。

当時の私は、市電なるものマジマジと見るのも初めて、乗るのも初めてで、興味津々でした。
ショッピング、撮影、それに何よりもすすきのへの散策(飲み会)には随分と利用しました、本当に便利でしたね。

今回札幌を訪れた際も、ホテルへ向かう時や神社の参拝で利用しました。
乗車したのは1982年以来でしたが、ホームに立てば昔刷り込まれた動作ですんなりと乗ることができました。
今はSuicaも使えるので、降りる時にセンサーにタッチするだけでOKですから楽ちんです。
ちなみに市電はどれだけ乗っても料金は同じなので、乗車する時は何もすることがありません、乗るだけです。
今の運賃は170円ですが、1982年当時はいくらだったのかは思い出せません、多分100円前後だったような気がします。
当時の市電つながりの強烈な思いでは、すすきので友達と飲み歩いて、安い市電の運賃すら残っていなくて、すすきのから1時間もかけて歩いて帰ったことがあります、しんどかったです。

一番上の写真は路線図のキャプチャー画面です。
市電の歴史を調べたら、昔は市内を縦横無尽に市電が走っていた事を知りました。
札幌レベルの都市でも、市電を維持するのは大変だったのでしょうね。
ただ、今回訪れたら路線のループ化工事が行われていました、さらに新路線の計画もあるようですから、楽しみです。
路線がループ化されたら、山手線のように時間つぶしに乗ることもできますね。
一応、三日間の札幌滞在で、市電全ての駅を乗車、降車または通過しました。


下の写真は、市内観光と神社巡りの際、私が撮影したものです。
電車の車両自体も塗装を塗り直したものの、当時のままで懐かしさを感じました。
ただし、偉くモダンな車両も登場していて、実物を見た時にはビックリしました、いささか市電には似合わないと感ずるのは私だけでしょうか。
市電については十分にセンチメンタル・ジャーニー状態になりました。


















コメント
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