私は、その部屋に入って暫くすると、頭がクラクラするような頭痛を感じました。
今日、新潟市中央区にある新潟県立万代島美術館へ行きました。
美術館では現在「蜷川実花展」が開催されていますので、写真展鑑賞のために美術館を訪れました。
私が、頭がクラクラするような頭痛を感じたのは、最初の展示コーナー「Flowers」へ入って、壁一面に展示されたド派手な写真を見て暫くしてからです。
Flowersの様子は、下の写真にアップしてあります。
なお、写真展の作品は当然撮影禁止ですが、このFlowersのコーナーだけは写真撮影が許可されていました。
決して、盗み撮りをしたわけではありませんので、念のため。
私にとって、蜷川実花の写真といえば、ド派手な色合いというイメージです。
私の記憶が間違っていなければ、確かAgfaというフィルムメーカーのド派手な発色をするフィルムを使って撮影しいたはずです。
私が何故頭が痛くなったかというと、このド派手な色合いの写真に囲まれていたら、私の脳が酔ったような状態になったからです。
私が通常被写体としている風景も、カラーモードやPLフィルターを駆使して、本物よりもコントラストを高めに撮影します。
したがって、本物の風景よりも鮮やかでコントラストの高い写真に仕上がります。
ただ、見た目を超越したような絵作りまでは至りません。
だけど、彼女の写真は被写体の色やコントラストを超越した世界だと感じます。
私が慣れていないこともあるのでしょうが、これだけド派手だとどうも私の脳が追いつかないようです。
私が、こんなド派手な写真を撮影しろと言われても絶対にできません。
ド派手ではあるけど、人の視覚に確実に訴えかけるように、計算し尽くして撮影しているように思えるからです。
私にとって異次元の写真ですが、セオリーを壊して撮影してみるのも、一つの方法かなと感じました。
帰宅して時間が経過しましたが、あのド派手な色合いにまだ酔っ払っているみたいです。
余談ですが、美術館のホームページへ100円の割引券が掲載されています。
スマホの画面へ割引券を表示させて、見せるだけで割引してくれます。
あと、美術館があるビルの1階に置いてあった写真展のパンフレットにも割引券がついていました。
1,000円が900円になりますが、コンビニでコーヒーを飲む費用が捻出できます。