マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

It was such a heart-breaker.

2015年12月27日 | 戯言




「悔しい!!」、ゲームが終わって思わず叫んだ言葉です。

今日は、女子サッカー皇后杯の決勝戦が川崎で行われました、しかも澤穂希選手の引退ゲームでした。
後半、膠着したゲームはINAC神戸レオネッサのCKから均衡が破られました。
しかも、CKをゴールをヘディングで叩き込んだのは今日のゲームで引退する澤選手ですから、劇的な決勝ゴールとなりました。
神戸は、この虎の子の1点を守り切って皇后杯を手にし、澤選手は自らの決勝ゴールで花道を飾りました。
多分、神戸レオネッサのサポーターと、観戦者は余りにも劇的な幕切れに大喜びだったでしょうね。

でも、私は「悔しい」の一言です、何せ神戸の対戦相手はアルビレックス新潟レディースでしたからね。
贔屓目かもしれませんが、新潟も良いサッカーをしていました。
前線からのプレスを効かせてボールを奪う、しっかりとボールを繋いだり、左右を広く使ってからの攻撃、決して神戸に負けてはいませんでした。
結局は、自分のチームに澤がいたかいなかったかの違いだけだったと思います。
新潟の選手たちも悔しいでしょうが、よくやったと褒めることのできるゲームでした。

新潟にレディースチームが創立された当時、練習試合を観戦に行ったことがあります。
ゲームの会場は、新発田市陸上競技場の高台にある多目的グランドでした。
そこは、こんなところにグランドがあったのかと首をひねるような、決して環境のよい場所ではありませんでした。
そんな酷い環境から出発して、トップリーグへ昇格して、皇后杯はここ5年間で2回の決勝戦進出を果たしました。
しかも、あれだけしっかりとしたサッカーを魅せてくれるようになったのですから、隔世の感があります。
今シーズンの男子チームは、あわやJ2へ降格かと思わせましたが、女子チームは安心して観戦ができました。
新潟の諺で「新潟では杉の木と何とかは育たない」という女性に対する褒め言葉がありますが、サッカーも女子チームの方がしっかりしているようです。

新潟は、昨日から季節風が強くなって、一気に寒くなりました。
新潟市は積雪していませんが、山間部は軒並み雪景色になったようです。
今年はサザンカの当たり年のようで、ここ何年も元気がなかった我が家のサザンカも沢山の花を咲かせています。
写真は、その一輪を撮影したものです。






コメント
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