夕ぐれが、すっかり早くなりました。
帰り道、最寄りの駅へ下車すると、もうすっかり暗くなっています。
駅で撮影できる写真で、夕日の明るさが少し残っている時間帯に、列車が過ぎ去る風景が好きです。
このような場面で列車を撮影すると、列車が流れるように被写体ブレを起こして、何となく物悲しさを感じさせます。
この、何となく物悲しさを感じさせるのが、いいなと感ずるんです。
最寄りの駅へ下車したとき、ちょうど上り列車が交換で新潟へ向かいます。
その列車を、何度か撮影したのが今日の写真です。
本来、この手の写真は、三脚を立てて写す必要がありますが、帰り道で三脚など持っていませんから、手持ち撮影となります。
こんなとき、コンパクトデジタルカメラは、中々の能力を発揮してくれます。
シッカリとカメラを保持すれば、手ぶれ補正機構の助けで、意外とまともな写真を撮影できます。
ただし、シャッターチャンスは一回限りなので、どこでシャッターを押すのかが難しく感じます。
手振れを気にしつつ、タイムラグを読んでの撮影ですからね。
3回トライしたのですが、私が気に入ったのは一番上の写真です。