今日の夕方、列車に載っていて、ふと到着した駅を見たら、「うわー、やっちゃった」と心の中で叫んでいました。
何をやっちゃったかと言うと、乗り過ごしです。
ミュージックプレイヤーで音楽を聴きながらウトウトしていたら、自分が下車する駅へ到着したことに気づきませんでした。
こんな時、慌ててはいけません。
地方でこのような状況となった場合は、今到着した駅がどこなのかを、シッカリと確認する必要があります。
昔(携帯電話など影も形もない昔)、先輩から聞いた話です。
その先輩は、夜自宅へ帰るために越後線に乗っていて、やっぱりウトウトしてしまったそうです。
で、ふと目が覚めたら、乗り過ごしたことに気がついて、ちょうど停車した駅に、降り立ちました。
ところがです、その駅は田んぼのど真ん中に作られていて、廻りには人家なし。
乗っていた電車は最終列車。
駅前だというのに、公衆電話もなし、当然タクシーを呼ぶこともできません。
さらに、時期は冬で、外は冷たい横殴りの雨が降っていたそうです。
結局、最寄りの国道までそれなりの時間をかけて歩いて、公衆電話を見つけてタクシーを呼んで帰宅したそうです。
余りにも、悪いことが重なった、嘘のような本当の話です。
先輩から「乗り過ごしたら、降りる駅を良く考えて降りろ」と言われました。
その話が、頭に叩きこまれていたので、停車した駅をシッカリ確認しました。
私が下車する駅の、隣の駅だったので、下車しました。
隣のプラットホームを見たら、ちょうど逆方向の列車が発車するところでした。
ラッキーと思って、急いで隣のプラットホームへ向かったんですが、タッチの差で間に合いませんでした。
こんな時は、悪いことが重なるもので、次の列車がやってくるまで、40分近くもあります。
まあ、先輩の事例と比較すれば、全然問題のない状況ですので、プラットホームで40分待ちました。
その間に暇つぶしで、通過して行った貨物列車や特急の写真を撮影してみました。
下の写真がそれです。
乗り過ごした話は、馬鹿にされそうなので、家族には内緒です。