マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

I found out that a single teardrop roll down her cheeks.

2015年10月12日 | 散歩写真





そのショーケースの上には、天眼鏡が置いてありました。
ケースの中には、切手のシートが飾られていました。
でも、どうやてってもショーケースの中の切ってシートを天眼鏡で見ても、焦点が合わないんです。
何故、置いてあるのか不思議な天眼鏡でした。


この3連休は、余り空模様に恵まれませんでした。
今日も朝から曇天、その後は雨が降ったりして、肌寒さもあって、ぱっとしない一日でした。
こんな日は建物の中で過ごした方が快適なので、今日は思い切って前から訪れたかった美術館へでかけて来ました。
訪れた先は、新発田市にある「蕗谷虹児記念館」です。
新発田市へ3年弱通勤したし、新発田市の近くに住んでいるにも関わらず、今まで訪れたことがありませんでした。

今、記念館では「蕗谷虹児パリ凱旋展---90年目のパリ再び」という企画展を開催していました。
ロシア正教会をモチーフにした記念館へ入ると、入り口の直ぐ右側に彼の代表作の一つである「花嫁」が展示されていました。
「花嫁」は、この記念館所蔵品の一番の売りですが、入り口近くに飾ってあるとは以外でしたが、目的の絵を直ぐに見ることができたので、それはそれでありがたいです。
蕗谷虹児というと大正ロマンの挿絵で有名ですが、長生して昭和54年に亡くなったので、戦後のかなり後まで活躍していたのは驚きました。
記念館に、戦後彼が描いた子供向けの絵本が展示されていましたが、何となく子供の頃見た本に彼の作品が描かれていたような記憶があります。
モダンな画風と言われていますが、確かに自分の家に飾ってあれば、暫し浮世を忘れさせてくれるような力があると感じました。

天眼鏡ですが、絵に描かれた涙を見るために置いてありました。
「花嫁」の右目には、よく見ると一粒の涙が描かれているのだそうです。
天眼鏡で拡大しないと分からないレベルなので、それで天眼鏡が置いてあったわけです。
で、天眼鏡で花嫁の右目を拡大したら、確かに薄っすらと涙らしきものを確認しました。
本当に涙として描いたのかと個人的には疑いたくなるような薄さですが、そんな話題がこの作品の価値をさらに上げているのだと感じました。

しかし、大事な作品に近寄らせて、天眼鏡を使って見せてくれるとは、本当にビックリしました。
凄く、フレンドリーな記念館ですね。
















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

It is said that about three hundred million yen.

2015年10月11日 | 散歩写真






「村の肖像展I・II」の展示が行われている会場は「砂丘館」という施設です。
この建物、元は日本銀行新潟市店長の役宅です。
以前、日本銀行が保有資産見直しで売りに出したのですが、新潟市が取得して現在は芸術・文化施設として運営されています。
確か日銀がこの建物を売りに出した時に、市民の保存運動が発端で新潟市が購入することになったと記憶しています。
建物は、新潟島の高台に位置していて、この当たりはいわゆる高級住宅街です。

パンフレットによると、8代目から37代目までの歴代日銀新潟支店長が居住したそうです。
建築した当時は最新の建物だったのだと思いますが、今自分が住みたいかと問われたら、首を横に振ると思います。
過去の日本式建物は見るのは良いですが、個人的には住みやすいようには感じませんので。

役宅という表現は、いささか時代めいていて、江戸時代の南町奉行役宅みたいな感じがしますよね。
役宅というだけあって、災害等で日銀新潟支店の機能が失われた場合、この役宅で支店業務が代行できるようになっていたそうです。
今回、写真展は敷地の最奥にある蔵で開催されていまが、蔵の存在が役宅の性格を現しているそうです。

新潟市には、こんな感じでそれぞれの理由で屋敷を手放したのをキッカケに、新潟市が購入した建物が結構あります。
見学する価値ありと思います、ただし建物がアチコチに分散されています、やむを得ないことではありますが、それが欠点です。

ちなみに「約3億円」というのは、日銀新潟支店長役宅の建築経費を現在の貨幣価値に直すと、3-4億円になるそうです。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

It is a portrait photograph that taken by his home town.

2015年10月10日 | 散歩写真






「思ったほどではなかったな」、それが感想でした。
今日の天気予報は晴れ渡ると予報されていたんですが、青空ではなくて薄い曇り空でした。
まあ、動きまわるには暑くもなく、寒くもなくで、良かったですが。

昨日の地元新聞紙へ、写真展開催の記事が掲載されていました。
面白そうな内容だったので、行ってきました。
写真展は「村の肖像展I・II」というお題で、福島県の勝田勝之助氏という写真家が撮影した肖像写真(Portrait)の展示です。
勝田氏は、新潟県と福島県の県境である奥会津で生まれ育って、1952年から今日まで故郷とそこへ住む人達を撮影(写真と動画)し続けてきた写真家です。
展示されている場所は、新潟市中央区の「砂丘館(旧日本銀行新潟市店長役宅)」です。

肖像写真ですので、何かの記念や行事などで、一人から大人数まで撮影した写真が展示されていました。
私が子供の頃、自分が写真の被写体となる場合は、今回展示されているような場面と同じでした。
撮影されるのが分かっているので、それなりに構えて撮影されていました。
勝田氏の写真も、それなりに構えた人たちを撮影しているんですが、構えた中にも柔らかさが感じられて、撮る人と撮られる人の間に親近感が感じられました。
私が生まれ育った年代は、これらの写真よりも後になりますが、記憶している同じような場面があって、懐かしさとともにその時の空気感を思い出しました。
今は、写真を撮られるのに慣れてしまって、このような写真はまず撮影できないかなと感じます。
それだけに、新鮮さも感じました。

10月15日からは「村の肖像展III」(新潟大学旭町学術資料展示館)が開催される予定です。
こちらは動画のようですが、映像の方も見てみたいなと思います。

ちなみに、お代(入場料)は無料です。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Who made it ?

2015年10月09日 | 散歩写真




「うわー、これか」、私はその現物を見た時に、思わずうなりました。

写真は、奥胎内の林の中で撮影したものです。
林の中に、写真に写っているブナの木がありました、凄く存在感があると思いませんか。

実は、奥胎内を訪れる前に、この木の存在は知っていました。
何故かと言うと、知人のブログへ写真が掲載されていたからです。
知人は写真クラブの仲間と、毎年のように奥胎内を撮影のために訪れるそうです。
その時に、この木を見つけたようで、毎年会うのを楽しみにしているようでした。

ただ、この木が奥胎内の何処にあるのかはブログからは分かりませんでした。
それで、たまたま入った林の中に、この木の姿を見つけた時には、感動しました。

「Who made it ?」と問えば「God made it.」と答えたくなるようような不思議な木です。
私の想像は、大量の積雪が原因だったのではないかと感じています。
でも、真相は分かりません、まあ人それぞれ思いを馳せるのが良いのではと思います。

何だか、私もこの木に会いに、奥胎内へ通いそうです。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

It's beautiful isn't?

2015年10月08日 | 散歩写真






写真は、先日訪れたロイヤルパーク胎内ホテルのロビーで撮影しました。
レストランの入り口に、つるし雛が飾られていました、綺麗ですよね。

たしか、十日町市にある「道の駅クロス10」でもつるし雛を見た記憶があります。
あちらは、高い天井から巨大なつるし雛が飾れれていて、びっくりしたと憶えています。
胎内の方は、巨大ではないのですが、如何にも手作りしましたという感じたして、好感が持てました。

スマホのカメラで撮影したのですが、どうしても質感の描写が今一歩に感じます。
やはり、通常のカメラは手放せないなと感じています。
もっとも、最新のスマホは違うのかもしれませんが。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

I see them again and again around here.

2015年10月07日 | 散歩写真




今のところ、確率100%です。
何がかというと、お猿さんの一団との遭遇確率です。

奥胎内へ向かう道は舗装はしてあるのですが、山腹を縫って走る険しい道路で、運転を間違えると崖を落下する事故となります。
ところがです、その道にしばしばお猿さんの一団が休憩していて、ビックリします。
こちらは轢くわけには行かないので、当然スピードを落としますが、そうするとあちらは迷惑そうな顔をしながら道を開けてくれます。

この前の日曜日は、お猿さんに遭遇しなくて、これで遭遇確率100%の記録は途切れるかと思われました。
もう、胎内スキー場が見えそうな位置まで降りてきたら、やっぱり遭遇しました。
それが、今日の写真です。
道路脇に、元はテニス場だったような跡がありますが、そこで休憩をとっていました。
お互いに毛づくろいをしていました、車を道脇に停車させたこちらのことなど関係ないという顔でしたね。
その内に、喧嘩が始まったのですが、ボス猿風のやつが出てきたら、一発で静かになりました。
一番上の写真が、ボス猿と思われるやつです、私の車を悠々と横切って行きました。
お猿さんの一団を見ていると癒やされます、特に子猿たちのしぐさはとても可愛いでした。
さすがに、車から出るのははばかれましたので、ガラス越しとはなりました。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

These fall flowers are blooming at Fukushima Gata.

2015年10月06日 | 福島潟




三連発があるのでしょうか、期待が高まっていますね。
ここ二日間、日本人の方が連続でノーベル賞を受賞しました。
明日は、ノーベル化学賞が発表されるそうですが、もし日本人が受賞すれば脅威の三連発ですね。
その上、平和賞と文学賞を受賞したら、盆と正月が一緒に来たようなことになります。

ここ二日間、7時のNHKニュース前に受賞者が発表されます。
そうするとNHKがちゃっかりと本人を電話口に呼び寄せたりして、さすがNHKと感じさせてくれました。
さて、明日の7時前が楽しみです。


写真は、この前の日曜日、福島潟の散歩で撮影しました。
秋本番となって、春に続いて野の花を楽しく撮影できる季節になりました。
福島潟も歩きながら草むらを見ていると、いろいろな花が咲いていて写欲を沸かせてくれます。
ただ、風景は標準ズームレンズを使うし、花はマクロレンズを使うので、福島潟の散歩はレンズの交換が忙しくて困ります。
一眼レフカメラを使っているのに、レンズの交換が余り好きではありません。
そうなるとボディを2台欲しいところなのですが、これまた財力的にハードルが相当高いので、難しいです。
まあ、風景にはDMC-G2を持ち出せば済むことですが、一眼レフカメラの表現力が捨てがたいのですよね。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

How many people died after eating them.

2015年10月05日 | 散歩写真





写真は、先日訪れた胎内市の奥胎内ヒュッテ付近で撮影しました。
被写体は、ご存知キノコです。
いま、森に入ってみると、アチコチでキノコが顔を出しているのを見ることができます。
写真に撮影されているキノコは、奥胎内ヒュッテ付近を30分程散策しただけで、これだけ撮影できました。


キノコを見ると、どうしても食べられるのかどうか考えてしまうのですが、確実に食べられると判断できない限りは、避けたほうが良いと思います。
なにせ、毒キノコによっては、命取りになりますからね。
天然のキノコで、私が確実に食べることができると判断できそうなのは、杉の木に出るスギヒラタケだけです。
ただ、このスギヒラタケは脳炎を発症する事が判明して、現在は食用キノコから毒キノコに昇格しました。
したがって、私が確実に判断できる食用キノコの知識は失せました。

一番上に写っているキノコはツキヨタケです。
何故知っているかというと、近くに説明文があったからです。
このキノコが生えている下には紙が置かれていまして、説明がありました。
「絶対に食べないでください、これはツキヨタケです」と。
多分、ヒュッテの人が書いたのだと思いますが、見事なツキヨタケなので皆さんに見せるために除去しなかったのかなと感じました。
ただし、間違って食用にすると困るので、説明文をつけたのでしょうね。
中々、粋な対応ですね、おかげで楽々と撮影することができました。

キノコは、縄文の昔から、食用にされ続けてきたと思います。
当然その過程で、毒キノコのために命を落とした人もいるはずです。
ただし、そのお陰で食用キノコと毒キノコを見分ける知見が蓄えられてきました。
今でも毒キノコにあたって亡くなる方がいますが、一体キノコのために何処くらいの人が命を落としたのでしょうか。
素人は、スーパーマーケットで売られている栽培キノコを食べたほうが良さそうです。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

It was the same price.

2015年10月04日 | 散歩写真





昨日、やっと探し当てました。
何かというと、新潟のとある地酒をです。
新発田市にある菊水酒造という酒蔵が「無冠帝」というお酒を作っています。
6月に札幌を訪れて昔の仲間と飲んだ時、このお酒を好きな人がいました。
でも、中々手に入らないのだそうです。
新潟だったら簡単に入手できるだろうと、帰ってきてから色々なお店を覗いたのですが、置いてありませんでした。
昨日、胎内を訪れた時にお店に置いてあるのを見つたので、買い求めました。
それで、今日荷造りをして北海道へ送ったのですが、何とお酒の値段と送料がほぼ同じでした。
まあ、新潟から北海道へ送るので、やむを得ないのですが、いささか複雑な気分になりました。

お酒を北海道へ送り出した後、福島潟へ行って、散歩写真を楽しんできました。
今日はほぼ一日晴れ間が続いてくれて、散歩を楽しむには打って付けの空模様になりました。
それで、福島潟へも人出が繰り出して、賑わっていました。
駐車場へ車を入れたら、何と目の前に水と土の芸術祭参加作品が鎮座していました。
作品は、「TINY HOUSE ~知識の護美箱(GOMIBACO)」ですが、以前は福島潟遊歩道のど真ん中に置いてあったものです。
どうやら、渡り鳥がやってくる季節となったので、鳥さんの邪魔にならないように移動させたらしいです。
今日は、空に立体感を感じさせる雲が浮かんでいて印象的だったので、歩きながら空に写真を写しました。
こういう時は、広角レンズを駆使したくなります、場面によっては24mmでも狭すぎる場合がありました。
良い散歩日和でした。



















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

It was delicious lunch.

2015年10月03日 | 散歩写真








「うっ、寒い!!」
車を駐車場へ入れて、外へ出たら思わず発した言葉です。
場所は胎内市の奥胎内ヒュッテ駐車場で、今日の昼前のことです。
後で知ったことですが、奥胎内ヒュッテ付近の気温は17度とのことでした。
これじゃ、シャツ1枚だけ着ている状況では、寒さを感ずるわけです。

シルバーウィークに紅葉撮影のロケハンで奥胎内ヒュッテを訪れたのですが、今日はランチと散策を目的に訪れました。
ランチはハンバーグランチを選択したのですが、これが絶品でした。
地元産の和牛を使ったハンバーグはとても美味しい上に、噛む必要が無いくらい柔らかかったです。
ライスは胎内産コシヒカリで、残念ながら魚沼産にはかないませんが、それに次ぐクオリティでした。
「アカショウビン」と命名されたヒュッテ内レストランは、目の前に奥胎内のブナ林が広がっていて、落ち着いた環境の中でランチを楽しむことができました。
レストラン付属のテラスにもテーブルがありましたが、今日は寒いのでパスをしました、季節が良ければピクニックを楽しめると思います。
ちなみにこの付近には、アカショウビンがやってくるそうです、フロントには見事にアカショウビンをとらえた写真が飾ってありました。

ランチを食べた後、近くを散策しました。
フロントで手作りの地図を配布していて、その地図に書かれた20分ほどのコースを歩いてきました。
ブナ林の中を、木からパワーをもらいながら、散策を楽しむことができました。
散歩コースですが、足元はそれなりの支度をした方が良いと思います。

レストランの店員に聞いた情報では、山の上は既に紅葉しているとのことでした。
フロントに飾ってあった9月下旬撮影の写真を見ると、山肌が真っ赤になっていました。
ヒュッテ付近の紅葉は、いつもよりは早めに推移しているとのことで、この調子だと10月の下旬辺りが見頃との見立てでした。
良い時期にもう一度訪れたいなと考えていますが、さてどうなりますか。





















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする