昭和といっても,澄淳子さんは終戦直後あたりの歌謡曲がお好きらしい.このあたりは演歌色が希薄で,ジャズに近いものが多い.自分が物心ついて,初めて覚えたのは じつはこの手の歌だが,お堅い母親に,子供が歌ってはいけませんと怒られていた.
映像の場所は,独特の雰囲気がある浅草のライブハウス.
この「港が見える丘」は十数年前 ? の彼女の最初の CD にも入っていた.英語だし,知らずに聴いたら,しばらくは何だろう?と思うかも.ここには内田晃一さんのビブラフォンのソロがないのが残念.
ふだん学生さんの清純でかわいい歌を聴くことが多いので,こういう大人の歌には はまってしまう.