ビブラフォンのマレットを 2 本持つ奏法と 4 本持つ奏法がある.
ゲイリー・バートン風のアレンジで Bag's Groove をやってみようと言うことになり,上記ビデオを探し出した.
4 本の持ち方 (握り方・グリップ) にもいろいろあって,このビデオでも言っているように,ビブラフォンの世界では Joe Locke 等がやっている Musser Grip というのも有力だそうだ.要するに慣れの問題らしい.ちなみにMusser はビブラフォンのメーカーです.
今まで 4 本奏法は敬遠していたのだが,やってみるとおもしろい.
2 本,すなわち片手に1本ずつだと,肘から下がすべてマレットという感じで音板をひっぱたく.この快感が日頃のストレス解消に繋がるのだが,片手に 2 本ずつだとこの快感がないのが難点.あと,マレットの柄が掌の中でカチカチ言うのが気になるが,これは当人にしか聞こえない,と思うことにする.
ピアノやギターなどのコード楽器と,どう折り合いをつけるかが問題.
曲によって,2 本・4 本を持ち換えてみたい.