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古いアルバムを探して持参し,サインしてもらった.My First CD ! と喜んでいた.2本クロスしているのはマレットらしい.
ジョー・ロック Joe Locke は 1959 年生まれ.ヴァイブ奏者として世代的にはゲイリー・バートンとステフォン・ハリスの中間.最近はピアニストのジェフ・キーザーと組むことが多いが,来日メンバーはジム・リドル(ピアノ),ロリン・コーエン(ベース),ジョー・ラバーベラ(ドラムス)との白人カルテット.
ほぼ満席.Moon River, Old Devil Moon, Verrazano Moon と「月」の3曲から始まった.一挙手一投足に演出が感じられ,不良オヤジと言う感じでかっこいい.いっぽうでは弾きまくられたという印象しか残らないようにも思う.音楽を聴くなら CD のほうが良いかも.
こう感じたのは,すぐ前の席のおっさんがやたらに跳ねたり,声を上げたりしたのも原因かもしれない.
(記憶では,反対に淡々と弾くのみで,それ以外の動作がないのがレッド・ノーヴォだったと思う.)
アダムスのヴァイブ.マッサー・グリップ.4 本のうち主として使うのは内側の 2 本.ソロではほとんどシングルトーン.けっこうマレットを持ち替えていた.ファンをまめに調整.
小ホールでアコースティックだった.
ドラムスのジョー・ラバーベラはビル・エヴァンス トリオの最後のドラマーだった.その後トニー・ベネットの伴奏トリオの一員として来日したときに聴いたことがある.伴奏だからそれなりの出番しかなかったが,収入は安定したらしい.今回は第三の貌を見た.一緒に行ったクラシック通の方は,ヴァイブよりドラムが凄いですねーと感心されていた.リーダーも彼を立てている様子だった.
この YouTube 動画と公園とは p, b が共通.この曲も今回演奏した.ただしボーカルはなし.
何だろうと聴いていると The Way You Look Tonjght (Mike Pope 編曲) と言うわけだが,ロック氏はこういうのが好きらしい...私も好きです.
このビデオでも,ボーカル氏よりヴァイブ氏が目立っているのがご愛嬌だ.