Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

有田焼「碗琴」

2016-09-10 08:51:00 | 新音律


400 年有田の魅力展 @ 福屋百貨店 広島八丁堀本店でミニコンサート.ただし拝借した Youtube 動画はこのときのものではない.

有田焼の鉢をピアノの鍵盤のようにならべてマレットで演奏する.おわん (碗 木偏でなく石偏) は既製品から選んだとのこと.色も形もさまざまで,音色にもそれぞれ個性がある.ビブラフォンのような工業製品では音高が変わっても音色は画一だが,そうでないところに趣があった.マレットが当たる位置が悪いときれいな音が出ないのだが,碗たちは大きさも形状も様々で,難しそうだ.
楽器としてシステム化・演奏された筒井孝司さんは有田焼観光情報センター事務局長という肩書きをお持ちだが,サックスも演奏されるとのこと.



小学唱歌,ビートルズ,民謡,エリーゼのために などをつぎつぎと演奏されたが,音楽的だったのは 写真の大きく美しい碗琴セット (連鉢?)  による,有田焼きの工程を表したオリジナル曲だった.この曲を Youtube にアップしていただきたいものだ.

このところ連日がんの放射線治療のために広島市内に出かけているのだが,照射そのものは 10 分くらいで終わってしまうので,街を徘徊する時間が長い.犬も歩けば棒にあたるというが,昨日は碗琴にあたったのでした.
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