Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

he/him と she/her

2016-09-30 09:48:18 | ジャズ


一杯機嫌の爺さんたちのテネシーワルツ.おばさんのフィドル入り.これがオリジナルのカウボーイ・ソングに近いと思う.

歌詞は

I was dancing with my darling to the Tennessee Waltz
When an old friend I happened to see
I introduced him to my loved one
And while they were dancing
My friend stole my sweetheart from me

だが,3行目の him を,パティ・ページも江利チエミも小川ひとみ (下の Youtube 動画) も her に変えて歌っている.
森進一や五木ひろしなどの,いわゆる女歌や,その逆の坂本冬美などの男歌,言うなれば cross-gender song は,あちらにはあまり例がないらしい.
ふつうの歌では,歌い手の gender に応じて,歌詞の he/she をいちいち入れ替える.

半世紀ほど,前初めてこの常識を認識した.タイトルがイパネマの娘から the boy from Ipanema に変換されていたのだった.




中学校で英語を習い始めた頃

She is a boy.

と発音する東京生まれの東京育ちだがいた (「ヒ」と「シ」の区別が難しかったのだ) .
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

reading

/Users/ogataatsushi/Desktop/d291abed711d558e554bf7af66ee57d7.jpg