Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

フリードリヒ・グルダのラウンド・ミッドナイト

2017-03-14 08:36:39 | ジャズ

Friedrich Gulda (p), J.A. Rettenbacher (b), Klaus Weiss (ds).1970.

堀江敏幸の「音の糸」に登場する唯一のジャズマンはアート・ファーマーである.
フリードリヒ・グルダが彼と共演した時に彼に「もっと角を研ぐようにしなよ」と忠告された...という文脈だった.ところで,これは Get that edge off ! の訳らしい.それなら「研ぐ」ではなく「取る」でしょう.

グルダ (1930-2000) は Wikipedia によれば,20世紀を代表する巨匠ピアニストのひとりだそうだ.でも彼のジャズは,クラシックファンからもジャズファンからもあまり評価されていないらしい.かくいう私も 30 代にラジオで彼の演奏を聴いた時は違和感を感じたが,いま Youtube を漁って考えを改めた.チック・コリア,ハービー・ハンコックなどとの共演もあった.

当時はスイングジャーナルか何かに先入観を植えつけられていたんだろう.

でも,角を取った方がいいかな? わからない!
コメント
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