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二宮 敦人,河出文庫 (2016/11).
カバーイラスト 小倉マユコ,カバーデザイン デザイン軒,カバーフォーマット 佐々木暁.3組がかりらしいカバーに惹かれて図書館から借りた.
予備知識ゼロだったが,程よいおふざけ,強引なトリック,後味の良い幕切れ,対談で語られる文学論など,なかなかの傑作.
タイトルはちょっと疑問.
内容(「BOOK」データベースより)*****
増田文学賞の打ち上げとして、年に一度岡山の旅館に集まる人気作家たち。ところがそこで、作家の卵の惨殺遺体が見つかった。事件は地元で信仰を集める「消し神様」の力なのか?それとも出版界の裏側に潜む魑魅魍魎の仕業なのか?関係者が次々と失踪するなかで、超ビビリなホラー作家・雨漏佐久たちが事件の真相に挑む。*****
この著者の「最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常」が話題らしい.読んでみようかな.
☆☆☆