Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

穂高ギター 禁じられた遊び

2017-05-01 09:27:12 | エトセト等
ベースのペグを壊したことで,学生時代にギターのペグを交換したことを思い出した.「穂高」というクラシック・ギターで,サウンドホールから鮮やかな墨痕がのぞいているところが気に入った.質流れ屋で買ったもの.今で言えばヤフオク即決品であった.これと同じタイプのギターにネットで再会した.

当時は一人で勝手に弾くのだからと,絶対的にではなく相対的に調弦できれば良いことにしていた.弦を変えることを初体験したのもこのギターで,高価な弦に変えると音がでかくなるのがわかって興奮した.どうも音が低すぎると思って,どんどん音を上げて弦を切ったことがあった.オクターブ上の音にあわせようとしたのだ !

歯車の噛み合わせががたついてきたので,楽器屋でペグを買ってきたが,ネジ穴が合わなくてネックが汚らしくなってしまった.
今では少し利口になり,ベースのペグの図面をネットで矯めつ眇めつである.

ホールからマイクを放り込んでアンプしたりした.後になってチャーリー・クリスチャンが同じことをしていたと知った.
キーボードなら左手でコードを押さえても右手は自由だが,ギターではコードを押さえると自由度が制限されるように思ったりして,ギターから離れてしまった.

でも最初に弾いたのは「禁じられた遊び」で,最初の6小節はメロディ以外は開放弦でよかった.最後の方では「アルハンブラの思い出」などにも挑戦した.
カルカッシの教本というのがあって,スペインでは音名と階名の区別がないらしかった.

映画「禁じられた遊び」の日本公開は 1953 年.中学生くらいで見て,冒頭の機銃掃射をどこかで経験したような気分になった.

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