Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

落語「茶の湯」

2019-09-09 08:58:30 | エトセト等
テレビで三遊亭金馬の「茶の湯」.小学生時代,先代金馬のをラジオで聞いて気に入ってしまった.茶の湯なんて,見たことも聞いたこともなかったのに,なぜ面白かったのか,今考えれば不思議なことだ.
今では落語をゆっくり見聞できるのは教育テレビだけである.落語も偉くなったものだ.

小金馬時代のお笑い3人組(NHK製であまり面白くなかった)のイメージが残っているが,金馬さんは90歳で現役落語家の最高齢.テレビでは登場場面はカットされ,見台の後ろに座っているところから始まる.晩年の先代と同じで,おやおやと思った.枕は脳梗塞の経験談.ご自分で言われれたので,なるほど舌の回りが悪いかなとも思ったが,すぐに気にならなくなった.
先代の話ぶりは,子供にとってはちょっと上から目線と思えるところがあったが,こちらは楽しい一方.青きな粉も,むくの皮も,言われる前に思い出した.稽古をつけてもらったらしく,ほとんど先代を踏襲している.
先代の「茶の湯」は,Youtube で声だけ聞ける.

世間の評価は知らないが,自分の中で結びついている噺と咄家ペアは,茶の湯・(先代)金馬のほか,蒟蒻問答・(先代)柳橋,錦の袈裟・円生,芝浜・三木助といったところ.
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