Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

風邪で寄席へ

2019-10-01 10:21:59 | エトセト等

上京する前から風邪気味.東京でうろちょろして治るわけがない.ホテルをチェックアウトで追い出され,座って休めるところ...と思いついたのが,しつれいながら寄席である.昼の部にはたいてい「笑点」メンバーが出ないから,ゆっくり座れる (眠れる) だろう.

上野鈴本のプログラム.ただし橘之助の「浮世節」に「めおと楽団ジキジキ」が代演.おでこでピアニカでトルコ行進曲を弾いたおくさんは武蔵野音大卒だそうだ.聖者の行進など演ったが,客席からの手拍子は当然頭打ちだった.

すず風金魚のことを,にゃん子が「この人は後期高齢者」と言ったが本当だろうか.この金魚さんがゴリラの真似をしていたら,客席からバナナの差し入れがあったが,あれは打ち合わせてあったのだろうか.ダーク広和が観客をおちょくるのも面白い.アダチ隆光以来の寄席マジックの王道らしい.

色物のことばかり書いたが,落語は古典中心で,ストーリーが判っていて眠くなったりした.実は小ゑんの新作が面白かった.新作といえば,サトウさんだのコバヤシさんだのが出てくるかっての米丸落語しか念頭になかったので,すこし認識を改めた.

子どもの頃寄席に行ったら,次から次へと出てくるのが知らない爺さんばかりでそれなりに楽しかったのを思い出した.あの頃との違いは出てくるのがたいてい,自分より若いということだ.

座布団を裏返したり,めくりをめくったりが,写真のハネ太鼓の美少女.開演前から座っていたら,彼女の前座噺が聴けたのかも! 残念!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

reading

/Users/ogataatsushi/Desktop/d291abed711d558e554bf7af66ee57d7.jpg