9/17 の東京新聞 TOKYO Web の見出しに,「自民党総裁選で話題に上る「核融合」発電 言われて久しい「実現まで30年」」.「核融合発電は昔から、実現まで30年と言われたまま実現せず、「逃げ水」という批判もありました。」という文章もあった.実は 16 トンは 1960-70 年代は核融合屋のはしくれで,その頃も 30 年も経てば実現するかなとは思っていた.
当時の核融合研究のスターはプリンストン・プラズマ研 (一時 東大) の吉川庄一さんであった.氏に核融合研究費が膨大であることについて「軍事費に消えるよりはマシだ」という意味の発言があったと記憶している.高市候補は総裁当選の暁には防衛予算を核融合研究にまわすこと !
もっともこの吉川発言の根拠をウェブで探したけれど見つからなかった...オフレコだったのかな ?
以下は16トンの現在の意見.
核融合装置に限らず,原発も火力も,大きな発電設備は極力なくすべし.家庭・小規模工場などのエネルギーは 各戸で再生エネルギー源と電池でまかない,送電線も電力会社もなし が理想.採算を度外視すれば現在でも技術的には可能.
正統的な核融合へのアプローチは ITER だ.でもこの方向だとスケーリング則により,核融合装置は大型化し発電量を大きくしないと採算がとれない.いろいろな方向があり,そちらが成功する可能性もないとはいえない.それにしても,試験管の中で可能なはずの常温核融合は...どうなっちゃったんだろう?
トップ画像右のは,ネットで拾った冗談絵画 ? を加工しました.
当時の核融合研究のスターはプリンストン・プラズマ研 (一時 東大) の吉川庄一さんであった.氏に核融合研究費が膨大であることについて「軍事費に消えるよりはマシだ」という意味の発言があったと記憶している.高市候補は総裁当選の暁には防衛予算を核融合研究にまわすこと !
もっともこの吉川発言の根拠をウェブで探したけれど見つからなかった...オフレコだったのかな ?
以下は16トンの現在の意見.
核融合装置に限らず,原発も火力も,大きな発電設備は極力なくすべし.家庭・小規模工場などのエネルギーは 各戸で再生エネルギー源と電池でまかない,送電線も電力会社もなし が理想.採算を度外視すれば現在でも技術的には可能.
正統的な核融合へのアプローチは ITER だ.でもこの方向だとスケーリング則により,核融合装置は大型化し発電量を大きくしないと採算がとれない.いろいろな方向があり,そちらが成功する可能性もないとはいえない.それにしても,試験管の中で可能なはずの常温核融合は...どうなっちゃったんだろう?
トップ画像右のは,ネットで拾った冗談絵画 ? を加工しました.