スケッチ展の受付当番をちょっとエスケープして,東広島市立美術館「コレクション展 第 Ⅰ 期 あこがれの先に」へ.
*****本展では2021年度の新収蔵作品を交えながら、ジョアン・ミロにあこがれ、瀧口修造を介して現地を訪れ風土を感じた備前焼作家の伊勢﨑淳からつながる多様な関係性や、作家が惹きつけられた「色」への思い、そしてブロマイドとしての役割を担っていた浮世絵の「役者絵」や「美人絵」に通ずる近代版画をはじめとした「肖像」に焦点を当て、作家が抱いた「あこがれ」の思いに迫ります。*****
とのこと.展示作品たちをなんとか ひとくくりにまとめようとする,学芸員さんの苦心がうかがえる文章だ.
大部分の展示は版画.トップ画像は柄澤齋の木口木版画による肖像画シリーズ.これらは会場で撮ったのではなく,ウェブからいただいた.
左上から右へ,フランシス・デ・ゴヤ,アルフレート・クービン,葛飾北斎.
2段目も左から 泉鏡花,ジェームス・アンソール,亜欧堂田善
他にも何点か展示されていた.識っているのは ゴヤ,北斎,鏡花くらいのもの.一挙に見るのは嫌な感じもあるが,怖いもの見たさで熟視してしまった.
帰宅してから PC の大画面で見ると,また別な迫力を感じた.
柄澤さんはミステリも書いておられる.