Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

スケッチ展の予告 額縁制作

2022-07-01 17:10:00 | 新音律
スケッチ市民講座の成果発表の場.このあたりを出展の予定.
額縁に入れることを義務付けられている.ソーメンの木箱の蓋に描いたのをどうしようか.板が薄いので水彩画の額で良いのだが,縦横比が規格外.それに額縁に金をかけるのは主義に反する.



まず J 子の規格外サイズキャンバスの額縁を制作.周囲を角材で囲み.四隅を板で固定.The Simplest !!
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続 ランダムウォークから逆正弦定理

2022-07-01 09:19:56 | 科学
一昨日の続き.コイン投げ (ベルヌーイ試行) の結果を積算すると偏りが生じる現象について.
高校物理の備忘録 : 逆正弦定理」の手順を追ってみた.このページをコピペすれば用は足りたのだが,せっかく Mathematica のライセンスを更新したので... 経験がない計算なので,つっこみどころは多いと思うが,結果が大きく外れてはいないだろう.

確率変数 X が -π<x<π の範囲で一様に分布する確率変数 x と X=sin(x) の関係にあるとき,X は逆正弦分布 f(x) に従う (のだそうだ). f(x) は sin(x) のヒストグラムのアナログ的極限である.ヒストグラムはトップ画像左のように計算できる.解析的に計算すると,右上の式になり,そのグラフは右のようになる.

コイン投げをシミュレーションしてみた.表・裏を得点 +1, -1 に対応させる.とりあえず 32 回投げることにして,各回毎に得点 JJ を集計する.5 試行の結果が下で,確かに 0 から離れる傾向がある.
数値 JJ は得点が正となった (賭けで言えば「浮いた」) 回数である ; 32 なら全部表だったとは違う.けれど,沈んだ」ことは一度もないことになる.
 

この試行を 4096 回繰り返し,得られた JJ のヒストグラムを求めた.結果は確かに逆正弦分布の密度関数と類似なものとなった.いったん正 (あるいは負) の領域に入り込んでしまうと,なかなかそこから出られないのだな.
分布が両端でやや対称性を欠くのは JJ=0 の扱い (ゼロは浮きとするか沈みとするか) によるようだ.


JJ を評価関数にするのは意表をついているが,まぁいいかな.
「確率変数 X が -π<x<π の範囲で一様に分布する確率変数 x と X=sin(x) の関係にあるとき」という出出し (でだし) は何なんだろう.

一昨日引用したもう一つの,小杉のぶ子「ランダムウォークに関する話題から」 は,確率の計算で一貫していて,sin(x) の仮定とは無縁. f(x) の形が少し違う.座標変換の問題かと思ったが,そうでもないようだ.
確率の教科書を一から勉強し直すのが王道だが,とにかく暑くて...          
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