Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

解説 「島唄」

2022-07-19 10:38:46 | エトセト等
キッチン改造の結果,朝食時はテレビに背を向けることになり,代わりにラジオを聞いている.NHK が「島唄」(作詞作曲 : 宮沢和史) の歌詞を解説していた.
某整骨院さんのブログ中の6年前の「あなたは「島唄」の歌詞の本当に意味を知っていますか?」と同じ内容だった.

歌詞は表面上は男女の別れを歌ったラブソングだけれど,実際は沖縄戦の悲劇を歌ったているとのこと.上記ページの逐語訳? から数行引用させていただくと

 でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た
(1945年春、でいごの花が咲く頃、米軍の沖縄攻撃が開始された。)

 ウージの森で あなたと出会い
(サトウキビ畑で、愛するあなたと出会った。)

 ウージの下で 千代にさよなら
(サトウキビ畑の下の洞窟で、愛するあなたと永遠の別れとなった。)

 島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ
(島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、
遥か遠い東の海の彼方にある神界 “ニライカナイ” に戻って行きなさい。)

...

「島唄」はドミファソシドの沖縄音階を用いているが,「ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら」の部分だけは西洋音階で,三線も用いられない.ふたりは本土の犠牲になったからだ.

「さとうきび畑」に比べ,間接的.作者も歌う時に,いちいち説明してはいない...と思う.白状すると,今までちゃんと聞いたことがなかった.

NHK の報道は統一教会に忖度しているが,ラジオの番組は健全 ?

コメント
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