Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

「善意の代償」

2023-10-12 09:20:29 | 読書
ベルトン・コッブ , 菱山美穂  訳「善意の代償」論創社 (論創海外ミステリ 2023/1)

出版社の内容紹介*****個性豊かな住人が集う下宿で殺人事件発生! 上司の命令を無視して越権行為に出たキティー・パルグレーヴ巡査は窮地を切り抜けられるのか? 才色兼備の女性刑事キティーが独身時代に手がけた事件を描く、〈ブライアン・アーミテージ〉シリーズ番外編。*****

天然の老女が宝くじのようなもの ? で得た金で開いた,独身男性を対象とする食事付き下宿代なしの善意のホーム ? が舞台.原題は Murder : Men Only.おきゃんな女性巡査キティーが活躍するが,実際に推理するのは上司の警部.この警部のもとに殺人予告にやってきた金庫破りが,ホームに入居した途端に殺される...

確かに登場人物の個性がおもしろく,すぐに読了.1962 年の作品だそうだ.他のブライアン・アーミテージ シリーズとやらも読んでみようか.ちなみにブライアンはキティーと婚約中の巡査という設定だが,この作品では腹を空かせているだけ.

男性相手のホームはこりごり,これからは猫を善意の対象としようというのがラスト.

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「音楽情報処理」 | トップ | 竹原へ小旅行 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事