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ベルトン・コッブ , 菱山美穂 訳「善意の代償」論創社 (論創海外ミステリ 2023/1)
出版社の内容紹介*****個性豊かな住人が集う下宿で殺人事件発生! 上司の命令を無視して越権行為に出たキティー・パルグレーヴ巡査は窮地を切り抜けられるのか? 才色兼備の女性刑事キティーが独身時代に手がけた事件を描く、〈ブライアン・アーミテージ〉シリーズ番外編。*****
天然の老女が宝くじのようなもの ? で得た金で開いた,独身男性を対象とする食事付き下宿代なしの善意のホーム ? が舞台.原題は Murder : Men Only.おきゃんな女性巡査キティーが活躍するが,実際に推理するのは上司の警部.この警部のもとに殺人予告にやってきた金庫破りが,ホームに入居した途端に殺される...
確かに登場人物の個性がおもしろく,すぐに読了.1962 年の作品だそうだ.他のブライアン・アーミテージ シリーズとやらも読んでみようか.ちなみにブライアンはキティーと婚約中の巡査という設定だが,この作品では腹を空かせているだけ.
男性相手のホームはこりごり,これからは猫を善意の対象としようというのがラスト.
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